グリストラップ清掃・洗浄
飲食店のオーナー・スーパー・食品工場に選ばれるグリピカ(石けん化工法)清掃システム
1つでも当てはまったらグリピカが解決します
- グリストラップのニオイがきつい
- 掃除が大変でスタッフが嫌がる
(お願いしているので精度を求められない) - コバエやゴキブリなどの害虫が客席に出るのではないかと心配
- 排水管から汚水が逆流してくる。頻繁につまる
洗浄前
洗浄後
石けん化工法は株式会社日本エコシスが取得している特許システムです。美鈴環境サービスは株式会社日本エコシスの代理店です。
石けん化工法でのグリストラップ清掃のメリット
① 廃棄物削減SDGs
・従来のバキューム清掃は水分を含む汚物ごと吸引しますので、多量な廃棄物量となります。しかし、この石けん化工法システムは、少量の厨房ゴミレベル(固体)なので一緒に処分できるのがメリットです。
② 廃棄物のコスト削減
・ランニングコストは、従来のバキューム清掃と石けん化工法の作業代だけを比較すると、若干石けん化工法の方が高くなるかもしれませんが、産廃費用が0円となりますので、実際お安くなる場合があります。
③ 排水管の中まで健康(臭いと害虫駆除)
・バキューム清掃では、グリストラップ内の汚物だけを吸引する作業なので、管内までは行き届きません。しかし、石けん化工法では、汚水を石けん水に変えるシステムなので、管内の閉塞防止、ニオイの軽減だけではなく、泡のしくみによりゴキブリやコバエの気門を塞ぎ駆除もできます。
④ 浄化槽の水質改善により、
廃水処理にかかるメンテナンスのコスト削減
・廃水処理には厳しい法規制があり、基準値が設けられています。「現状の費用が当たり前」と思われている企業様が多い中、水質改善をすることで実質コスト削減につながります。排出された石鹸水は、下水管を流れる時には、既に界面活性力を失い、いろいろな水中成分と反応しながら無毒化され微生物の餌に変わります。このように、生成された石鹸水は、グリストラップや排水管の洗浄を終えると、微生物の餌となって分解されてしまいます。石鹸水の生分解のスピードは非常に早く、一時的に高くなるBOD値は直に改善されます。
水をよりきれいにして流す=SDGsへの取り組みを会社の環境活動として見える化し、クライアント様や社会にアピールすることができます。
⑤ スタッフの労働改善
・グリストラップ清掃は、経費削減のため従業員が行っているケースが増えております。しかし、業務中のケガの撲滅はもちろん、働き方改善、福利厚生費や人件費(時間外労働も同様)を削らず、見えない利益も上げることができます。
⑥ 内閣府より認定された公益社団法人
全国水利用設備環境衛生協会の推奨
・グリピカ工法は、産廃処分が必要でないため、マニフェスト伝票(産業廃棄物管理票)はありません。しかし、水を利用する設備機器を起因とするレジオネラ症等の衛生対策を目的とする唯一の公益社団法人水利協(すいりきょう)さまからの推奨品なのでご安心ください。
グリピカは「廃油を石けん水」に変える工法です
グリストラップは、工場やレストランなどから出る汚水に含まれる食品廃棄物や油脂を一時的に保持し、これらが下水道や河川に直接流れ出るのを防ぐ設備です。そして、このグリストラップを効率的に、迅速かつ簡単に清掃するための技術がグリピカと呼ばれています。
このプロセスでは、生成された石鹸水を一定時間、グリストラップと特別な装置の間で循環させます。これは、グリストラップ内にある油脂を完全に石鹸化するための工程です。この工程によって、油脂は脂肪酸とグリセリンに分解されます。その後、脂肪酸がナトリウムと結びついて石鹸水(ナトリウム石鹸)を形成し、これにより環境への影響が少ない物質へと変換されます。
■石けん化工法で廃油が石けん水に早変わり!
『グリピカロボ』というハンディタイプのポンプを使用して、グリストラップ内の廃油や水を吸い上げます。このポンプ内で『グリピカサララ』と呼ばれる特殊な石鹸化化学剤を混合し、グリピカロボを用いて強力に混ぜ合わせることで、鹸化反応(加水分解)を引き起こし石鹸水が生成されます。この石鹸水を再びグリストラップに戻し、このプロセスを繰り返すことにより、グリストラップ内の廃油が迅速に石鹸水に変わります。
グリストラップ清掃の流れ
1廃油の吸引と石けん水の循環
このシステムでは、生成された石鹸水を一定期間、グリストラップと機器の間で流通させます。これにより、グリストラップ内の油脂が徹底的に石鹸化されます。このプロセスにより、油脂は完全に脂肪酸とグリセリンに分けられます。そして、脂肪酸がナトリウムと結合し、石鹸水(ナトリウム石鹸)が生成されます。この結果、より環境に優しい物質へと変わります。早くもこの時点で、グリストラップ特有の臭いが石けんのいいニオイに変わります。
2捕捉・除去
このシステムでは、汚水中に含まれる固形のゴミは、装置内部に取り付けられたゴミ取りネットを用いて捕獲し、除去します。仕上げ工程で、このネットを新しいものに交換することで、より高い捕捉率を実現し、ゴミの除去効率を向上させます。また、吸引によって取り除くことができない大きなゴミは、別途用意されたすくい網を使って手作業で取り除きます。
3付着油分の軟化
循環している石鹸水を使って、固まった油や配管、壁面、仕切り板、バスケットに付着している油を柔らかくします。その後、ブラシやケレン棒を用いてこれらの油を剥がしたり粉砕したりし、吸い取って石鹸化します。このプロセスの結果、グリストラップ内の油は石鹸水に変わり、槽を満たすことになります。
4全体のブラッシング
石鹸化プロセスがグリストラップ内で十分に行われたことが確認されると(約15分間の循環後)、機器の運転を停止します。その後、溜まった石鹸水を使用して、グリストラップの縁や壁面、配管、仕切り板、バスケット、さらにはグリストラップの周りの床面などはブラシを使って洗い、汚れを念入りに落としていきます。
5再循環によるゴミの除去
清掃作業が完了したら、槽の内部、その周辺、装置自体、および使用した備品や道具を水道水で洗浄します。その後、装置をもう一度動かして、槽内に残っている水を循環させ、残ったゴミを取り除いて最終的な清掃を行います。
6除去された油分の処分
取り除いた少量のゴミについては、油分を除去した後の生ごみとして、水分を十分に切り、一般的な廃棄物として処理していただくよう、お客様に依頼します。
これらの作業を継続すると様々なメリットが!!
- 排水管の詰まりを防ぐ
- 既に排水管に付着している油脂汚泥(スカム)を除去
- 浄化槽の水質を改善
- 排水処理設備全体のメンテナンスコストを削減
- スタッフの労働改善
さらに!
グリストラップ内部や周辺から発生するクロコバエ・ノミバエ・ハリアリ・ハネカクシ等の害虫の早期発見及び対策が可能!石けん化の泡で成虫駆除も可能です。
容量 | 金額(税別) |
---|---|
~100Lまで | 16,000円 |
101~200L | 24,000円 |
201~300L | 28,000円 |
301~400L | 33,000円 |
401~500L | 37,000円 |
501~600L | 42,000円 |
601~700L | 46,000円 |
701~800L | 51,000円 |
801~900L | 55,000円 |
901~1000L | 60,000円 |
1001L以上 | 応相談 |
金額は、上記基本料金+交通費となります。
※ こちらはスポット料金になります。
※ 一店舗に複数個ある場合や年間契約などの場合は割安になります。
※ 今までの施工頻度・今後の施工回数により価格変動があり要相談となります。