引っかかった宝物(ほうもつ)
こんばんは。
先日と先々日の定期訪問は3件とスポット1件でした。
いつもありがとうございます。
今日は、第67回正倉院展で公開される63件の品々の1つ
『山水花虫背円鏡』 について書きたいと思います。
これ、何て読むのかというと、
「さんすいかちゅうはいのえんきょう」
山水文様の3kgと重たい鏡だそうです。
なぜ、私がこの鏡に引っかかったかというと、
御察しのとおり、 『虫』 という文字が入っているからです。
この鏡は中央に、山を形どったちょぼ(つまみのこと)があり、
その周りには波と険しい山と雲。
虎や鹿、うさぎに鳥が駆け巡る姿が描かれています。
広大な奈良の自然に、生を感じる光景が浮かんできますね。
あれ? 虫ってどこ?
動物の周りには、虫はセットだろうけど?
ちょっと残念 😥
どんな虫が描いてあるのだろうかと思ったのだが・・・。
しかし、さすがは奈良。
やっぱ鹿は登場するんですね。
仕方ないか(笑)
さて、昨年2014年。
約100年ぶりの大修理が終わった
シルクロードの終着点、正倉院。
皆さんもぜひ、宝物をご覧になられたらいかがでしょうか?