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努力の虫が2億人の命を救う

2015-10-07

こんばんは。

本日は、定期訪問13件、見積もり1件、商談3件でございました。

いつもありがとうございます。

アフリカなどで寄生虫に苦しむ大勢の人を救った

北里大特別栄誉教授、大村智さま(80歳)ら3人が

ノーベル生理学・医学賞の栄冠に輝かれました。

 

奇跡の薬と称す 『イベルメクチン』 は、

世界保健機関(WHO)が制圧しなければならない熱帯病と

位置づける寄生虫による感染症

 

オンコセルカ症(河川盲目症)

 

に絶大な効果を発揮します。

ブユの吸血で、ミクロフィラリアと呼ばれる線虫

が体内に侵入し、白内障や角膜炎などを起こし、失明につながるのです。

そんな感染症が、年に1・2回の服用で絶大な効果を発揮するというのです。

そして、さらに下半身が腫れあがる、リンパ系フィラリア症にも効くのです。

 

このイベルメクチンは、多くの寄生虫に共通する神経の働きを妨害します。

同じ仕組みを持たない人間には、ほとんど副作用が無いというところがスゴイ。

大村さまの名言とも言いますか、私が心を打たれたのが、

Q.なぜ1回で効くのですか? という問いかけに、

A.効くから1回なのだ。

という切り替えしであります。

でも、先ほどの 「ほとんど副作用がない」 という文面。

ここも 「絶対。副作用がない」と言って欲しいところですね。

 

さて、寄生虫というのは、イメージとして先進国では、

なじみの低いものではありますが、温暖化に伴う影響で、

そうは安心できない時代になってきました。

温暖化になると、今まで潜伏していたウイルスが目覚めることがあります。

こういったウイルスというのは、抵抗力の無い人が感染します。

ということは、高齢化社会の日本にとっては、恐怖であります。

今回の受賞の背景には、年間6000種の分析の結果という

恐ろしいまでの努力が隠されているのです。

虫には虫を

2億人以上の命を救う薬を、

大村さんという努力の虫が開発したのです。

 

土や海底に潜伏する菌は、

温暖化になれば、現れることは、害虫駆除業を営む私でも

もうあれこれ20年近く前から知っていました。

今さらですが、ウイルスはさらに注目されることでしょう。

ウイルスに関しての相談も、

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