滋賀・京都の遺品整理・生前整理・事件現場特殊清掃・害虫駆除は美鈴環境サービス

クレジットカード利用可能

異物混入防止編 ユスリカ混入を防げ3

2017-03-30

食品工場において、最も頭の痛い問題である異物混入。

今日はユスリカ第3弾、飲料工場やカット野菜工場で

時々、内部発生を得意とする

エリユスリカについて事例をもとにお話したいと思います。

 

このエリユスリカは、体長が1.5mm程度の黒色した微小タイプで、

専門業者の見極めが重要になってきます。

いつまでも外部から侵入している線で考えていたら、

あっという間にライトトラップの捕獲数が何百、何千と増加していきます。

では、どのような場所で発生するのでしょうか?

発生場所は、比較的きれいな水が流れているところで、結露も要注意です。

 

カット野菜の工場では、きれいな水が大量に流れます。

排水溝がステンレスではない場合、いくら大量に水が流れていても、

流れていない部分である溝の上部や側面、埋設管(暗渠)で発生します。

もし、外部から侵入してくるルートが多くある状況であった場合、

専門業者は、「外から入ってきている」と報告することが多いので、

非常に危険です。

 

もし、このユスリカ対策をターゲットに、ハード改善を提案され、

何百万円もの費用を費やすハメになったらどうでしょうか?

これは、経営資源のムダ使いどころか、

 

大損害になります

 

ハード改善を行って、悪いことは何1つとしてありませんが、

経営していくにあたり、投資する優先順位はどの会社にもあります。

その声も聞きつつ、異物混入を防ぐ取り組みが今、

どの程度ふさわしいかを判断していかなければなりませんし、

お客様や取引先からクレームがつかないようにも

考えていかなければなりません。

 

とある飲料工場では、

長い間、外部から侵入しているとされていました。

訪問した時、ライトトラップに捕獲されているユスリカを見て、

すぐに内部発生だと察知しました。

では、そのエリユスリカは、どこで発生していたか?

 

発生している姿を見て、驚愕しました。

 

その場所とは、製造室の壁でした。

白い壁が結露で濡れていたのですが、当箇所をLEDライトで照らしてみると、

幼虫がうじゃうじゃと確認されました。

 

その幼虫の色は、透白色なので、

しっかりと調査しないと分からないのです。

蒸気が上がる部分でしたので、結露が壁全体に生じて、

卵を産みつけて繁殖したようです。

 

このように、エリユスリカは、

結露も含めて、きれいな水分がある場所で発生するので、

排水溝や結露が生じている表面上だけ点検するのではなく、

2重壁の中や埋設配管の中などの見えない部分も調査箇所として

想定しておきましょう。

 

従って、ユスリカ対策は、

① 陽圧化対策は、費用はかかるが最高の手段である

② ライトトラップ適切な場所に適切な台数を設置する

③ 従業員の防虫に対する意識を向上する

③ 重要エリアで仕事する従業員は特に防虫意識を上げる

④ 内部発生が起こっているかもしれないと考える

⑤ 異物混入防止のアドバイスをしてくれる専門者にも協力を得る

 

以上がユスリカの混入を減らす取り組みだといえます。

 

「異物混入に待った!」

20年以上さまざまな工場の異物混入防止に対して、

活躍してきた者が、新しい目で拝見させて頂きます。

(初回は無料診断) 遠方でもご相談可

https://misuzu-eco.com/?page_id=209

0800-200-3281(フリーダイヤル)

 

エリユスリカのプロフィールはこちら ↓

https://misuzu-eco.com/?page_id=723

Copyright© 2013 (有)美鈴環境サービス All Rights Reserved.
ページ最上部へ