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ミクロフィラリア注入攻撃

2017-03-15

 

フィラリア症(犬糸状虫症)

 

【病原体は】

病原体は、線虫類で細長い糸状の寄生虫です。

一般的に犬の病気として知られているのは、犬糸状虫ですが、

他にも人体寄生性のパンクロフト糸状虫、

マレー糸状虫、回旋糸状虫(オンコセルカ)などがあります。

 

【死亡率は?】

放置すると死亡率が高いですが、

現在は治療薬も発達し早期発見でかなり改善されています。

 

【主な媒介者は?】

アカイエカ・トウゴウヤブカ・ヒトスジシマカなどの吸血昆虫です。

まず、フィラリアに感染している犬に蚊が吸血します。

その時、蚊が血だけではなく

フィラリアの赤子(ミクロフィラリア)も一緒に吸い、

蚊自体がフィラリアに感染します。

そして蚊の体内で成長するミクロフィラリアが、

感染能力を持ったフィラリアに成長します。

その後、再び蚊が犬や人を吸血し、

血管内にミクロフィラリアを注入します。

 

【主な症状は?】

慢性症の場合

フィラリア線虫が長期間心臓に寄生するため、

循環器系に色々な障害が生じます。

まず肺動脈に寄生し咳が出ます。

その後は肝硬変を起こし、心不全に至ります。

最後に水がたまり、肺水腫と腹水を起こし死に至ります。

 

急性症の場合

多くの線虫が血管内に詰まり、

塞栓症(そくせんしょう)に陥ります。

血管が詰まり血液を流そうと血球が頑張りすぎて壊れていきます。

すると血尿を生じ、放置すると短期間で死に至ります。

 

【ワクチン接種について】

現在、一定条件を満たした時のみワクチンを使用しますが、

このワクチンは治療として使い予防では使わないそうです。

 

【これが大事】

① 媒介者であるカの対策を行いましょう。

② フィラリアはとにかく予防が大切です。

 治療薬は優れていますが、危険も伴います。

 全ての犬が完治するわけではありませんので、

 勘違いしないようにしましょう。

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