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何とノロ超え!わずか50個の菌で感染

2017-02-12

腸管出血性大腸菌感染症

 

【病原体は】

ベロ毒素を産生する大腸菌で、

長さ2.5マイクロメートルです。

周囲に鞭毛が見られます。

170種類程度ある中で、

重症化するものは0-157とされています。

人間は、わずか50個程度で感染する第3類感染症です。

 

【死亡率は?】

溶血性尿毒症のような重篤な症状が出ると、

致死率は5%ほどにもなります。

 

【主な媒介者は?】

牛などの動物の腸管に潜む菌で、

加熱不十分な肉やレバーを食した人へと移ります。

二次感染としては、感染者が接触した食品や便に

手洗い不十分から起こる糞口感染があります。

また、牛舎などで発生するイエバエ類イエバエが、

この菌の運び屋としても挙げられています。

 

【主な症状は?】

症状は、潜伏期間は5日程度で、

激しい腹痛と水様便に何度も陥り、血便になります。

そのうち10%未満の人が、

溶血性尿毒症や脳症などの重篤な合併症が発症します。

 

【ワクチン接種について】

ありません。

 

【これが大事】

①  生肉や加熱不十分な肉類を食べないように、

 また食品従事者は食べさせないように努めましょう。

②  乳幼児から小児や高齢者のような、

 抵抗力の弱いハイリスクグループの方は、

 重篤症状になりやすいので、くれぐれも注意しましょう。

③  有症状患者の場合は、医師の診断により

 感染のおそれが無いと認められるまでは、外出禁止となります。

④  学校給食センター、介護施設の厨房、

 食品工場などでは、必ず衛生害虫の防除に努めましょう。

 消毒効果のある石鹸水で手洗いを行い、

 アルコール消毒で予防しましょう。

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