滋賀・京都の遺品整理・生前整理・事件現場特殊清掃・害虫駆除は美鈴環境サービス

クレジットカード利用可能

脅威!放置したら100%の致死率

2017-01-29

ペスト(黒死病)

 

【病原体は】

卵円形をしたグラム陰性の

小桿菌(しょうかんきん)で第1類感染症です。

 

【死亡率は?】

放置してしまうと、100%の致死率といわれます。

 

【主な媒介者は?】

クマネズミや野生のげっ歯類に寄生している細菌が、

ノミ(特にケオプスネズミノミ)が媒介して、

人にペストを起こします。

まれに、感染している哺乳類から人にも傷口を介して伝染します。

また肺に感染した場合は、

せきによって簡単に感染するので厄介です。

 

【主な症状は?】

①  腺ペスト

 症状は、潜伏期間7日までで、高熱・頭痛・悪寒・

 おう吐・筋肉痛・倦怠感・不快感などが生じます。

 リンパ節は、大きく腫れ壊死し敗血症を起こし死亡します。

②  敗血症型ペスト

 急激なショック症状、

 手足の壊死、昏睡、その後2~3日で死亡します。

③  肺ペスト

 潜伏期間は2~3日で、

 高熱・頭痛・おう吐・呼吸困難を起こします。

 肺に菌が入り、肺炎を起こし肺胞が破壊され死亡します。

 

【ワクチン接種について】

現在は、使用可能なワクチンはありません。

 

【これが大事】

①  致死率が非常に高い感染症ですが、

 現代は、治療できる抗菌薬があるので、

 早期対処で回復します。但し、副作用もあり、

 新生児~小児までは安全性も確立されていません。

②  肺ペストは人のせきでうつります。

 肺ペスト流行地域には行かないようにしましょう。

 アメリカ、アジア、特にアフリカ南部に行かれる際は、

 必ず事前情報を入手して下さい。

Copyright© 2013 (有)美鈴環境サービス All Rights Reserved.
ページ最上部へ