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少量を乳児から食べて卵アレルギー予防

2017-01-12

本日は、滋賀県東近江市の

異物混入防止対策にお伺いしました。

 

今日は、乳幼児がおられる、もしくはお腹に新しい命を

宿っておられる保護者の方に朗報です。

※日本経済新聞より一部引用

 

【必ずお読みください】

あくまで、この方法が完全な対策ではありませんので、

十分にご理解ください。

 

じんましんやぜんそく、時には命に関わるショック症状を

引き起こす食物アレルギーですが、

中でも乳幼児に多い卵アレルギー

悩まされている奥さま方は多いと思われます。

普通は、アレルギーを引き起こす食品を

避けた方が良いと考えますが、

最近の研究(国立成育医療研究センター)から、

早期に少しづつ食べ始める方が

アレルギーの予防に有効な事が分かってきました。

アレルギーの原因とされる食品は、

食べ始める時期を遅らせるのは、

逆に良くないのかもしれないということです。

 

ある実験ですが、

生後アトピー性皮膚炎を発症し、

食物アレルギーを起こしやすいとみられる

乳児121人を2グループに分け、

一方は生後6か月から加熱した卵の粉末を少しずつ与え、

他方には卵ではなく見かけがそっくりなカボチャの粉末を

食べさせたそうです。

 

最初の3か月間は1日50ミリとごく少量で、

その後250ミリに増やします。

結果が出るまで、医師も保護者も誰が卵を食べ、

誰がカボチャを食べているのか分からない

二重盲検方式を用いた結果、

1歳になるまで、追跡したところ、

卵アレルギーを発症したのは、

卵を食べなかったグループで38%。

一方食べたグループでは8%にとどまりました。

また、保護者が医師の指示通りの方法で

卵を与えた乳児に限ると、

発症したのは、わずか4%

重篤なアレルギー反応を起こした例はなく、

安全に発症を予防できました。

 

【研究のヒントになった事例】

● 2015年英国のグループ

生後4~10か月から5歳まで

ピーナツのタンパク質2グラムを週3回食べさせると、

ピーナツアレルギーを発症する子どもが3.2%に減少し、

食べなかった子どもは17.2%が発症した。

また、早くから子どもにピーナツを食べさせる習慣がある

イスラエルでは、ピーナツアレルギーの発症が大幅に少ない。

 

今回の研究は、

あくまで卵アレルギーになるのを防ぐ効果を示したもので、

すでに食物アレルギーを発症している

子どもについては話が別で、

保護者の判断で試みたりせず、

専門の医師に相談するようにしてくださいませ。

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