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60歳以上は60%の致死率

2017-01-10

発疹チフス

 

【病原体は?

コロモジラミによって伝播される

発疹チフスリケッチアで第4類感染症です。

 

【死亡率は?】

20歳以下では5%以下ですが、

高齢化すると致死率が上昇し、

60歳以上になると60%以上

とかなり高くなります。

 

【主な媒介者は?】

コロモジラミです。人が保有しており、

コロモジラミが患者を吸血して、人に伝播します。

感染者を吸血すると、

コロモジラミの糞中に菌(リケッチア)を保有します。

その個体が別の人に吸血した後、

その場で糞を排出するため、

掻き毟ったりすると傷口から感染します。

また、糞が乾燥し空気中に舞うと、

空気感染も起こりえます。人から人への感染はありません。

 

【主な症状は?】

症状は、潜伏期間14日くらいまでで、

発熱・頭痛・悪寒・おう吐・手足の疼痛・全身に

発疹が起こります。

重症化すると、

精神錯乱や脳症になりますので、危険です。

 

【ワクチン接種について】

日本では、市販されておりませんが、

不活化ワクチンと生ワクチンがあります。

 

【これが大事】

①  日本では、現在発症はありません。

②  衣類を清潔にするなど、コロモジラミの対策が必要です。

 南米やアフリカの山岳地に訪れる際は、

 くれぐれも注意して下さい。

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