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ひと味違った毒エサ

2016-10-23

本日は、滋賀県東近江市、彦根市、湖南市の

コバエ駆除、ネズミ侵入閉塞工事、異物混入防止に

お伺いしました。

 

今般、ネズミ駆除に使う毒エサは、

クマリン系の殺そ剤が多いと思われます。

特に神経質で警戒心の強いクマネズミの駆除をする際には、

プロの皆さんも飽きさせない美味しいものを作ることに

日々苦労されています。

 

いかに継続して食べさせるかが、駆除のポイントとなるので、

プロの方々も経験を駆使して、オリジナルのエサを調理して

実作業に当たっておられます。

一見、現場で設置する簡単な作業に見えるかもしれませんが、

その毒エサを作るのに、かなりの時間が費やされています。

 

■ ポイント(クマネズミ編)

① その場所にいるクマネズミの好物、被害に合っている

 食材が何かをヒアリングしましょう。

② 食材と殺そ剤をうまく組み合わせて作りましょう。

③ 作る際は、必ずゴム手袋をしましょう。

 素手で調理したり、触ったりすると人間臭が付きますので、

  人間を知らない野山から来るネズミには、

 忌避してしまう可能性があります。

 

【毒エサ専用のトレーに入れる場合】

赤色のものをおすすめします。

ネズミは色盲で、色の判別が出来ないとされていますが、

唯一赤色は見えるそうです。

以前、赤色の布テープが貼っていたダンボールだけ

齧られたこともありました。

 

【茶葉用パックに入れる場合】

喫食判定しやすいのが利点です。

但し、あまり軽く作ってしまうと

巣へ持っていかれる可能性がありますので、

天井裏などで使う場合は、重石を入れておいた方が良いです。

 

【ダンボールで広めの容器を自作する場合】

底を浅めにしましょう。

ふちに赤色のテープを貼っておくことで

寄りやすくなる場合があります。

 

④ 常に新鮮な状態のものを与えましょう。

 人間と同じで、古くなったものは食べません。

 カビが生えているものを置いておくなどは論外です。

 

■ ポイント(ドブネズミ編)

① ちくわの穴に殺そ剤を詰めると良く食べます。

 但し、カビが生えやすい時期は、

 頻繁に交換する必要があります。

うなぎの頭に殺そ剤を詰めるのも食べます。

 ただし、経費がかかります。

 

【注意点】

ダンゴ状にする場合は、どうしても水分が必要となります。

短期間で完食させなければ、数日で石ころのように

固まってしまいます。

そして油分を多くすると固まりにくくなりますが、

経験上忌避するように思います。

私が試食してみたところ、

ゴマ油などを入れすぎるとベタベタで気持ち悪いです。

ネズミ様も同じではないでしょうか。

 

このように、特にクマネズミ様に食べて頂くためには、

殺そ剤を購入するだけで良いのではなく、

ちゃんと料理をしなければなりません。

 

このようにして、プロの業者さまは、

日々毒エサ作りにも時間をかけておられるので、

市販に売っているものとは、ひと味違ったエサを

お持ちされるでしょう。

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