昆虫同定検査 クロコバエ科(コガネバエ科)
本日は、滋賀県東近江市、湖南市、京都市中京区、京丹波市、
福井県敦賀市の昆虫同定調査、異物混入防止、コバエ駆除、
ゴキブリ駆除にお伺いしました。
10月の昆虫同定調査は、非常に忙しくなっております。
秋になると種類も増えるので、1検体に費やす時間も多く、
検査員は大変です。
今回は、クロコバエの仲間についてお話したいと思います。
翅脈は意外と単純であり、分かりやすいのが特徴です。
肉眼で見ると、ショウジョウバエ科に少し似たような感じであります。
額には、このようにM字が刻まれているものが存在しています。
これが大きな特徴であります。
蛹の殻から割って出てくる際に、額に出来るこのM字。
しかし、フンコバエの仲間もM字が出来るものもいるので、
M字=クロコバエ科(コガネバエ科)ではないので
間違わないようにしましょう。
クロコバエのプロフィールはこちらから ↓
https://misuzu-eco.com/?page_id=740
美鈴昆虫研究室はこちら ↓
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このクロコバエは、経験上、
よくハリアリなどのアリが発生する箇所で見かけます。
土の中で食物連鎖が行われており、
アリやクモのエサを奪っているらしいです。
このクロコバエを駆除する際は、
水廻りの周辺のクラック(ひび割れ)に注意しましょう。
特に地盤が温かい
飲料工場や製パン工場は
要注意です
普段は、地面に手を置くことはスーパーNGですが、
調査中では、このようなことも必要でございます。
しかし、常にアルコールウエスを
持参しておりますので、ご安心ください。
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