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構造を知らねば駆除はできない

2016-07-21

本日は、滋賀県長浜市、近江八幡市、八日市市、蒲生郡日野町の

異物混入防止(防虫対策)にお伺いしました。

 

構造を知らねば駆除はできない

 

工場の排水桝は、ユスリカやチョウバエなど(双翅目)の

発生源を調査する際に、最も先に疑う場所であります。

排水桝は、さまざまな構造タイプがありますので、

桝内だけを点検するのではなく、構造を把握することが大切であります。

 

写真では、側面が酸で削れてしまい、

幼虫が棲みよい環境になっております。

糖分が多い廃水が流れると溶けてしまいますので要注意です。

 

※ただし、糖分が多すぎてベタつきが生じている場合や、

次亜塩素酸ナトリウムを洗浄で使用している際は、

ハエ類の発生はしません。

 

また枠組とコンクリートの間に隙間が生じている、

手抜き工事でコンクリートが割れてしまっている場合は、

廃水が土壌浸透し、多くの虫の棲み家になってしまいます。

 

というわけで、殺虫作業を行う際は、

排水桝や集水桝の中を点検・薬剤散布するだけではなく、

それらの構造体も把握し、

土壌や床下に繋がっている部分にも

薬剤処理を施す必要があることを忘れないで下さい。

施工法は狭所まで浸透する泡殺虫が良いと考えます。

 

尚、御客様がハード改善を望むのであれば、

残渣の溜まりにくいステンレスタイプの排水系で、

勾配はもちろん、ひび割れが起こらないように

時間をかけて行う修繕を提案すると良いでしょう。

 

09排水桝は構造を見るべし① 09排水桝は構造を見るべし②

 

 便利屋ケンちゃん

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