クモの忌避施工は塗布
本日は、滋賀県八日市、京都市右京区で
ゴキブリ・クモ駆除にお伺いしました。
写真のように、
ローリングタワーや高所作業車を用いてのクモ防除を依頼されるお客様は、
防虫意識を高く持っている証明となるのではないでしょうか。
このような作業は安価ではありませんから、
ここに経費を費やす経営体力も同時にあるという証明にもなり、
取引先に十分アピールできることだと考えます。
この作業の実施に至る経緯は、
クモが異物混入したケースや
モニタリング結果で侵入捕獲が多い、
外観上の問題などといったことがほとんどだと思います。
建物全体を清掃し、クモ防除用の忌避剤を塗布する事は、
クモだけではなくユスリカなどの飛翔昆虫の忌避も出来ますので
一石二鳥であります。
そして忌避剤には、
液剤タイプとエアゾールタイプの2種類がありますが、
実施にあたり2つの注意点があります。
1つ目は吹付け面と薬剤の相性です。
素材の変色や劣化などの問題が
生じる場合がありますので、事前調査は必須です。
2つ目はクモ専用の殺虫剤はピレスロイド系であることが多いので、
河川に流れないように配慮して行わなければならないことです。
また、エアゾールタイプの場合は、
噴霧ではなく塗布する作業だということを忘れないで下さい。
クモの成体は噴霧で駆除できますが、忌避作業は塗布です。
結果が出なければ、
無償で足場や作業車を入れた再施工となるので、
プロ業者はくれぐれも気をつけましょう。