コオロギ対策をするタイミング
秋虫の代表であるコオロギやカマドウマを駆除するためには、
春から殺虫剤を散布することをおすすめします。
この類にお困りの工場は、本当に頭を抱えるといいます。
防虫対策として行う昆虫トラップの設置は、
部屋のコーナー部分で、壁沿いに設置しているのですが、
彼らは真っ暗になると、端っこなど関係なく
工場の中を堂々と歩きまわるから厄介なのです。
では、彼らを好き勝手にウロウロさせないためには、
どうすればよいかをお伝えします。
それは春から外周部の対策を始めることです。
なぜなら幼体の段階で駆除しておかないと
秋には成虫でいっぱいで手遅れになるからです。
春にピョンピョン跳ねている成虫の姿は見られませんが、
たくさんの幼体が土から出没します。
このタイミングが非常に重要なのです。
粒剤タイプの薬剤を工場の周りにある草むらや林に散布することで、
個体数を圧倒的に減らすことが出来ますので、おすすめします。
しかし薬剤によっては、
河川に入ることで、環境汚染になりますので、
使用上の注意を必ず読んで行ってください。
また、経営に体力のある会社の場合は、
殺虫剤に頼らずハード改善を構じることをお願いします。