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要注意の汚水系統

2016-03-02

クロゴキブリやワモンゴキブリの営巣箇所で

1番に疑うべき場所は、皆さんご存じの通り、

トイレの排水系であります。

ところがプロ業者であっても、

写真のような基本中の基本箇所の点検や作業を怠ることが有ります。

確かにゴキブリをはじめ、あらゆる害虫は外で徘徊しています。

そして扉の隙間(彼らにとっては大きな入口)を通って侵入するので、

 

『外部侵入』と判断しがちですが、

まずは『内部発生』と疑い、

調査することがプロの仕事だと思います。

 

このお客様は、

男子トイレの小便器から液化炭酸ガスを噴霧したところ、

コーナー部の床クラック(ひび割れ)から

クロゴキブリの1齢幼虫が20頭以上出没しました。

 

確認のため、

外のマンホールから薬剤が漏れていないか

見張り1名を配置していたところ、

アスファルトが陥没している部分から薬剤が漏れていることが判明しました。

また配管のつなぎが悪く、土中に汚水が流れていることも判りました。

すると、外でもクロゴキブリが大量に出没し、

他にもムカデやハサミムシなどの害虫も出てきました。

 

この状態では駆除しても、陥没部に新たなゴキブリが侵入すると

再び営巣し、トイレ床面の隙間を通って侵入しますので、

コーキング剤などで穴埋めをしなくてはいけません。

そして、床面に隙間が無くても、

便器裏(見えない部分)に隙間があるかもしれませんので、

便器自体の廻りにもシーリングが必要になると考えます。

 

また雑排水系も同様な薬剤処理が必要です。

特に埋設配管内やコンクリートの亀裂部分などは

重要処理箇所になりますので、

くれぐれも基本箇所は点検を怠らないように注意しましょう。

 

08汚水系統は要注意① 08汚水系統は要注意② 08汚水系統は要注意③ 08汚水系統は要注意④

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