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今年はなぜカメムシが多いの?

2024-08-22

皆さん、こんにちは。
生活環境ドクターのミスズマンです。

今日は、YouTube動画
おもいやりの学校 衛生管理番外編 132

 

今年はなぜカメムシが多いの?

 

というご質問にお答えしていきたいと思います。

 

 

答えは、2023年~2024年の冬にかけて暖冬だったからだと考えます。

暖冬が続くということは、当然のごとく生物は活動が活発になります。昆虫の世界では「繁殖」が盛んになり産卵成功率もアップします。

なので、この2024年はカメムシが多いというわけです。

ちなみに、2024年~2025年の冬にかけても暖冬と言われていますので、引き続き多くなる可能性があります。

 

では、簡単にカメムシの生態についてお伝えします。

カメムシは種類が非常に多くそれぞれ特徴が違いますので、今回は、「クサギカメムシ」という種類のマニアックな生態をお話していきます。

【体のサイズ・体色】

体長:成虫 約15~20mm

体色:お尻は五角形をした暗褐色に黄褐色の斑点があります。

ちなみに、カメムシは頭を入れたら六角形のモノが多く、亀に似ているから「カメムシ」って呼ぶ説があります。

 

【住まい】 

クサギ、ナシ、カキ、ミカン、モモ、大豆の葉などの農作物です。

秋から冬になると、木材の間、建物の隙間、ダンボール類の間に入ってきます。この時期の段ボール工場にとっては1番嫌な害虫になります。

ちなみに、クサギという植物の葉はすごく臭いとか言われているそうです。

 

【得意技】

①人前で毒ガスを出すこと。これは防御のために出しています。時々、自身の毒ガスで気絶するマヌケなところもあります。

②成虫で冬を越すこと ※これができるので厄介です。

③生まれた直後に腸内細菌を取り入れる。

 

いかがでしたでしょうか?マニア好きの生態のお話。

動画では、引き続き簡単なDIYをお話しております。

ご興味のある方は、YouTubeミスズマンのおもいやりの学校をご視聴頂けたらと思います。

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