飲食店に現れる小さいゴキブリってあれで大人?
皆さん、こんにちは。
生活環境ドクターのミスズマンこと美鈴環境サービスの鈴木です。
今日は、YouTube動画
おもいやりの学校 衛生管理番外編 131
飲食店に現れる小さいゴキブリってあれで大人?
についてお話しております。
早速、質問の回答ですが、
答えはYES!
あのゴキブリは、一般家庭の下水や外で歩いている超不衛生なクロゴキブリと違い「チャバネゴキブリ」といいます。
でも、このチャバネゴキブリは、すごく厄介なゴキブリで、体が小さいことを利用して、ものすごく狭い箇所で(営巣)巣作りをします。
生態を簡単に説明しますと、
体長は、成虫 約13mm内外で、約3mmの隙間で侵入します。クロゴキブリの成虫が5mmだったのに対して、かなり狭いところでも入ってきます。
体色は、成虫は、光沢のある黄褐色、幼虫は黒色から少しずつ茶色の部分が増えてきます。
生長サイクルは、 卵鞘から成虫が約80日、寿命は約120日、一卵鞘:40~50頭で、ものすごい早い繁殖力です。その繁殖力には、チャバネゴキブリ特有の集合フェロモンというのを糞から出すことに関連しています。
寒さには滅法弱いのですが、とにかく暖かくて狭い所ほど、繁殖力が高まるので、駆除する専門家にとっても恐ろしいのです。
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ご興味がございましたら、動画をみてくだされば幸いです。