レントゲンの現像液アルカリ性の汚れ清掃
皆さん、こんにちは。
生活環境ドクターのミスズマンです。
先日は、某クリニックより、床にこぼれたレントゲンの現像液を除去するお仕事のご依頼をいただきました。
レントゲンの現像液は銀化合物で、硝酸が変色するとこのようになります。時間が経つと奥深く染みつき、取れにくくなるので早めの対策が必要です。
まずはパッチテストを行い、使用する染み抜き薬品が、ひどく変色などしないかどうかを貼付試験します。
パッチテストが成功したので、染み抜き剤で洗浄をスタート
清掃後はこのような状態にほぼ元のように綺麗になりました。
曝露してから7日間は経過していたため、どうしても完璧に取れなかったのと、定期的にワックスを塗られているため、剥離をしないといけない状況にはあったのですが、そのあたりは問題なくクリアしました。
掃除の仕事は、業界自体の人材不足が否めない状況にあります。清掃関連は、美鈴環境サービスでは、100%アウトソーシングをしていたのですが、2023年度より弊社で清掃事業部もスタートしました。元々、弊社の前身は「寿々木クリーンサービス」であり、清掃の仕事からのスタートでした。原点回帰ということで、心新たにやっていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。