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ゴキブリ待ち伏せ作戦

2016-01-22

こんばんは。

殺虫剤を使用して防除を行う化学的駆除法の中に、

残効性薬剤処理というものがあります。

ゴキブリ駆除で用いる殺虫剤(残効性薬剤)は、

有機リン系やカーバメイト系がほとんどであります。

 

日中は目の届かない狭所にじっと潜み、

私たちが電気を消してから、ゾロゾロと出てきます。

この習性を活かし、徘徊場所に殺虫剤を散布して

待ち伏せするというわけです。

ところが薬剤でたっぷり濡れた床面は歩きません。

水は膨らんで見えることをご存じだと思います。

目線が限りなく床面に近いゴキブリにとって、

私たちで言うならば津波に突っ込んでいくようなものだからです。

ですから、その水は壁と化し沿って歩いていきます。

 

但し、速効力の高いピレスロイド系のエアゾールで、

フラッシング(追い出し)を行った時は、

苦しくて制御が利かなくなるのか

津波へ向かって行き自殺します。

 

残効性薬剤も直接的に接触すれば良いですが、

本来は水分が蒸発してから、その効力を発揮するのが特徴です。

殺虫成分だけが床面に残るので、水洗いしない限り1ヶ月以上は残留します。

例えるなら、

床面のワックスが1ヶ月以上乾かない状態

であるということです。

皆さんも「ワックス塗り立て」の表示が無ければ歩きますよね。

まぁ、ゴキブリは表示しても歩きますけど。

 

残効性の薬剤成分にも色々ありますが、

近年では、口から取り入れるMC剤(マイクロカプセル剤)のタイプが

人気あり適材適所で防除を行います。(市販では売っていません)

エアゾール剤などで駆除する速効力は持っていませんが、

残効力が高いのでじわじわ痛めつけて、確実に仕留めるといった能力を持っています。

そして、より適したコントロール法は一定の薬剤を使い続けずに、

数種類を使い分けるということです。

これは、抵抗性を持たせないためにも大切なことなので、

プロは心がけていることです。

 

今年は、暖冬のせいかゴキブリが1月でも例年以上に捕まります。

この冬場を制しておかないと、

夏場、ドえらい目に遭いますから、しっかりと駆除しましょう。

 

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