油揚げを付けるテクニック
こんばんは。
惣菜関係のお客様で、クマネズミによる被害があるところは、
油揚げをエサに使うことが多いです。
昨日、美味しい油の部分(ふち)だけを
綺麗に食べられている画像を公開しました。
写真のように捕獲カゴに付ける際にも、油の部分が見えるようにすると良いです。
豆の中でも最も大好物な大豆で出来ているのが油揚げです。
しかし、捕獲作戦を行う際には
必ず、その現場で1番被害に合っているものを選択して下さい。
油揚げをよく食べたからといって、
さつまいもの被害しかないスーパーマーケットでは、見向きもしてくれません。
それは、なわばり内に、いつもは存在しないものが現れると、
異物反応というものを起こして警戒するからです。
クマネズミが普段食べているものと、
全く姿形違う毒エサを使って食べさせるという行為は、非常に難しいことですが、
レベルの高いプロ業者は、それをいとも簡単にやってのけます。
尚、捕獲カゴを使う際には、必ずワナの作動チェックを行いましょう。
ネズミが入る前に扉が閉まったり、食べても扉が閉まらなかったり
なんてことがあると最悪の結果になります。
さらに最悪なのは、ネズミの目の前で扉が閉まることです。
簡単に閉まるようにと、引き金を甘くしてしまうと、
ネズミがカゴに乗った時やしっぽが触れた時に「ガシャーン」と閉まります。
そうなると、その音に恐怖を覚え、2度と入ってくれないでしょう。
ということで、捕獲カゴを設置する際は、引き金はしっかりと設置して、
ワナであるエサを手で持って
しっかり食べてくれるように付ける工夫をしましょう。