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1+1=3になる薬剤の作用

2016-01-13

 こんばんは。

本日は、突然質問されるとプロの方々も戸惑ってしまうような

普段使わない言語についてお話します。

意外に回答しづらいものですが、昨日に続き基本的なことなので

この機会にぜひ思い出して下さい。

 

①    原体って何ですか?

これは通常、多少の不純物を含有する工業製品のことです。

工業製品という言葉に加えて、

『100%の原体は無いのですよ』

ということを説明できると、あなたのファン度も上昇するのではないでしょうかね。

 

②    製剤って何ですか?

原体に適用方法とそれに適した形(剤型)を与えたものです。

早い話、『完成品のことです』

と答えれば、お客さまも分かりやすいですね。

 

③    連合作用って何ですか?

2種以上の薬剤が同時に働いて表す作用のことです。

さらに連合作用には4種類あることを覚えておきましょう。

a)共力作用(きょうりょく)

 一方の働きを他方が助ける作用のことをいいます。

お互いを助け合い、良いものにすることで、

1+1が3にもなる ということです。

b)相加作用(そうか)

  それぞれの働きの和として現れる作用のことをいいます。

 こちらは、1+1が2になる ということです。

c)拮抗作用(きっこう)

  2種類の薬物を併用した場合に、

一方の働きを他方が減弱させる作用のことをいいます。

 例えば、

「血糖値を上げるアドレナリンが、

下げるインスリンの働きを妨害する作用があるのと同じですね」

と説明してあげると分かりやすいのではないでしょうか。

d)独立作用(どくりつ)

  2種の薬剤が互いに影響を及ぼさずに働く作用のことをいいます。

 『防蟻剤と防腐剤の関係です』

でバッチリ、プロならではのセリフです。

さらに「最近、この製剤が多くなってきているのですよ」

と付け加えておくと良いです。

 

昔は、薬剤を混ぜて「裏ワザ!」なんてこともありました。

しかしこれはNGですから決してしないようにしましょう。

「混ぜるな危険」です。

プロの方々も、言葉では説明しにくい言語。

ちょっと忘れた時に、このページを使って頂けると、嬉しく思います。

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