殺虫剤の侵入経路その３ 経気門
皆さん、こんにちは。
困ったを助けるミスズマンです。
今日は、
衛生管理 番外編その69
殺虫剤の侵入経路その3
についてお話したいと思います。
経路その１は、口からと入る経口
経路その２は、皮膚から入る経皮
についてお伝えしました。
今日は、その3として、
気門から入るパターンを
お伝えしたいと思います。
動画の最後の方に、気門の無い
生物を紹介したいと思いますので、
ぜひ最後まで見てくださればと思います。
経路が気門からなので、
経気門と呼びます。
この気門という場所から
空気を取り入れているのですが、
人間と違って、肺が無いので、
鼻や口からは呼吸しません。
そもそも鼻がありませんので、
嗅覚は、鼻の代わりに触覚が
役割を果たしています。
さて、この気門を利用して、
駆除する代表的なものが、
アースレッドやバルサン等の
燻煙タイプの殺虫剤です
人間も火事で煙を吸ってしまうと、
一酸化炭素というものが入り、
酸素の運搬を妨げて呼吸困難になって
死んでしまいます。
昆虫も煙を吸って、
殺虫成分が全身に入って行き
死に至るのです。
ですから、駆除をする時は、
まずは、お客様の住環境・隣接環境・
アレルギーなどを知った上で、
その害虫の性質と生息数を調べ、
適切な場所で適切な殺虫剤を
使用することで、駆除ができます。
煙で十分な駆除が出来ないのであれば、
経皮毒や経口毒もうまく併用して
行う必要あるのです。
ゴキブリ駆除の場合は、
経口のみ、もしくは、
経皮と経気門を併用して行うのが、
基本であります。
というわけで、
3回に渡って、殺虫剤の経路について
お話していきました。
また、何か分からないことが
ございましたら、
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