防除薬剤の剤型(固形剤編）
2021-07-09
皆さん、こんにちは。
困ったを助けるミスズマンです。
今日は、
衛生管理 番外編その64
防除薬剤の剤型(固形剤編）
についてお話していきます。
今回は、前回の液剤編に次いで
固形剤についてやっていきたいと思います。
復習ですが、剤型とは
原体が適用方法に適した形です。
では、固形剤はどのような種類があるのでしょう
１．粉剤
ムカデ駆除剤で人気な剤型で、
粉砕した300メッシュ以上の
均質な粉末とした製剤（完成品）です。
２．粒剤
アリ・コバエ類などの駆除剤が代表的で、
粉砕して48メッシュ以下の
均質な粉末とした製剤です。
４．錠剤
有効成分に増量剤及び補助剤を加えて、
一定の形状にした圧縮した製剤です。
コバエ対策のIGR剤が代表的です。
５．燻煙剤
アースレッドやバルサンなどの
加熱蒸散剤が代表的で、
耐圧容器に入れた製剤です。
６．煙霧剤
煙霧というと、大掛かりなイメージが
ありますが、一般的に店頭で売られている
エアゾールやスプレーと呼ぶものです。
有効成分を噴射剤とともに、
耐圧容器に入れた製剤です。
７．ベイト剤
遅効性の薬剤有効成分やIGR剤を餌または、
誘引物質とともに配合した製剤です。
マイクロカプセル剤との併用ができる製剤で、
一方ピレスロイド系の薬剤とは相性が悪く、
ベイト剤としての効力が死にます。
他にも、普段聞きなれないものも
ありますので、ご興味のある方は、
動画で確認して頂けたらと思います。
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