繊維を扱う工場の防虫対策
皆さん、こんにちは。
困ったを助けるミスズマンです。
食品工場等の異物混入対策 Part.39
繊維を扱う工場の防虫対策
についてお話したいと思います。
繊維にはいくつか種類があります。
・植物繊維(綿、麻)
・動物繊維(羊毛、絹、カシミヤ)
・化学繊維
(レーヨン、ナイロン、ポリエステル、
ポリウレタン、ガラス、金属など)
こういったものが挙げられます。
そして、糸や革製品、衣類などを
製造している工場において、
共通してよく捕獲される虫がいます。
それがシミという生物です。
シミは、別名で書籍害虫と呼ばれており、
古本や古書、掛け軸、障子、和紙などを
食害することで有名ですが、
実は繊維を扱う工場でも
非常に問題になるのです。
シミは飛翔しないですし、
走光性がマイナスなので、
異物混入という観点では
起こりにくいのですが、
工場内で繁殖してしまうと、
毎年繰り返しで捕獲が多くなり、
何もしなければ、慢性化してしまいます。
シミは寿命も7・8年と長いので、
棲み家となってしまいます。
時期的には、4~10月、湿度は75%以上、
温度は25度くらいで、暗所を好むので、
床のクラック部分や柱の裏など周辺に
トラップを仕掛けたり、
薬剤処理をしておく必要があります。
特に、ボイラー室や電気室などの
地盤が温かい場所の周辺を好むので、
このような場所に直置きトラップを
置いておくと対策になります。
詳しくは、YouTube動画の方で、
お話していますので、
見て頂けたらと思います。
【シミ等の徘徊性昆虫対策DIYはこちら】
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