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Posts Tagged ‘殺虫剤’

害虫防除器具及び手法

2016-10-13

本日は、兵庫県川西市、神戸市、京都市左京区、南区、

滋賀県甲賀市、近江八幡市、長浜市、湖南市の

異物混入防止、特殊清掃、ゴキブリ駆除、ムカデ駆除に

お伺いしました。

 

今日は、防除器具のお話をしたいと思います。

駆除をする際に、問題(ターゲット)となる害虫の種類を

特定することが出来たら、最も効果のある資機材を選択し、

実作業に望まなければなりません。

ここでは比較的よく用いられる害虫防除機器について解説します。

 

■防虫ネット

蚊やハエなどが静止する場所や発生する集水桝などに、

ピレスロイド系殺虫剤を含浸させたネットを設置します。

尚、ネットを設置すると、ムカデやヤスデ、ダンゴムシなどの

不快害虫にも抜群の効果を発揮し、よくネット上の死骸が転がります。

 

①    実作業の例

・建屋に侵入する飛翔昆虫の対策として、給排気のダクトに設置

・蚊・ハエ・クモ・ダンゴムシなどの防除として、

排水溝・集水桝・雑草地・網戸または、のれん風に設置

②    代表的な機器

・タフガードネット ・オリセットネット

 

■防虫フィルム

走光性昆虫の視覚を制御する紫外線カットフィルムで

窓ガラス専用の粘着フィルムです。

昆虫は一般的に、

250ナノメートル~500ナノメートル前後

波長に反応するので、その光をカットすることで、

飛翔昆虫の侵入・誘引防除ができます。

フィルムの色も用途に合わせて選択できるので便利です。

また、窓ガラスが破損した際の飛散防止も可能です。

異物混入防止を取り組む会社であれば、当然の取り組みです。

①    実作業の例

・作業所の照度を落としたくない室内などに

  透明タイプのフィルム設置

・昆虫の視界を阻害し、夜行性昆虫の活動を抑制する

  イエローグリーンタイプのフィルム設置

・室内の照度を暗く見せて、飛翔昆虫の誘引を

  抑制するグリーンタイプのフィルム設置

・飛翔昆虫の誘引を抑制するだけではなく、

  鏡面効果と断熱効果をアップさせるシルバータイプのフィルム設置

・520ナノメートルまでの紫外線の影響をカットしなければならない

  重要区域の窓ガラスに設置するオレンジタイプのフィルム設置

②    代表的な機器

・モスクリーンカール、ウインドウバリア

 

■防虫対策ランプ(紫外線カットランプ)

昆虫が明るく感じる波長の光

(360ナノメートル付近の紫外線)

特殊な紫外線カットフィルムで虫から見えにくくさせ、

異物混入の代表となる害虫の侵入を防ぎます。

また、紫外線をカットすることで、

衣類や紙類の色あせの防止にもなります。

①    実作業の例

・工場内の照明に集まる飛翔昆虫類の対策

・紫外線によって変色する商品や資材の防止

②    代表的な機器

・WANランプ

 

■防虫ブラシ

ブラシ毛材がカーテンやのれんの役割をし、

害虫やネズミの侵入を防ぎます。

なお、ブラシには数種類の角度や長さ、

防虫剤が含浸させてあるタイプなどがあります。

①    実作業の例

・工場の出荷口や搬入口などの

  重量シャッターの隙間から侵入する害虫対策

  また、ネズミやほこり、水気などの侵入防止対策

②    代表的な機器

・バーカット、バーシール

 

■シロアリベイトシステム

従来のシロアリ防除方法とは異なったコンセプトで

開発された巣ごと壊滅させるシステムです。

シロアリが出す道しるべフェロモンを利用して、

他の仲間を次々と導き死滅させます。

この工法は、定期的な点検業務が必要となります。

①    実作業の例

・殺虫剤アレルギーの居住者からのシロアリ駆除依頼

・床下が潜れない場所のシロアリ駆除

・イエシロアリの駆除

②    代表的な機器

・リクルートAG、ファーストライン

散布機器及び手法

2016-08-29

本日は、滋賀県彦根市、東近江市、

京都市左京区、山科区、兵庫県伊丹市の異物混入防止、

ネズミ駆除、ゴキブリ駆除、除草作業現場調査にお伺いしました。

 

私たちに健康被害や経済被害をもたらす害虫。

彼らを駆除するためには、

薬剤の効力を十分に発揮する機器が必要であります。

実作業では、捕獲・平面処理・空間処理が行われ、

ここでは比較的よく用いられる散布機器について解説します。

 

■ハンドスプレヤー

防除作業で最も利用される機器で手押しポンプなどとも呼ばれます。

害虫が静止する壁面や床のコーナー部などに

乳剤やマイクロカプセル剤の希釈液などを残留噴霧、

また直接噴霧して駆除する場合などに用います。

直径100~400マイクロメートルの粒子として散布します。

ノズル先端からの液垂防止タイプは、プロには欠かせないものであり、

異物混入防止対策で訪問される場合は必須アイテムです。

 

①    実作業の例

・ゴキブリやムカデ・チャタテムシなどの

害虫が歩く床面のコーナーや平面部

・チョウバエ・ノミバエなどのコバエが発生する排水系

・ネズミが歩く外周部や扉・シャッター前に忌避剤処理

・微生物の対策で床面や壁面、曝露場所に殺菌剤処理

・外壁に静止する蚊やハエ、カメムシなどの不快害虫の駆除

・低木部分に潜伏する作物害虫の駆除

 

②    代表的な機器

・B&Gエクステンダーバン

 

■ミスト機

薬液の排出量をダイヤル調整できるもので、

ハンドスプレヤーよりも小さな20~100マイクロメートル

粒子にして噴霧します。

空間噴霧をする際には、

アルミ製のやかんのような容器に水溶性剤を入れて行いますが、

電動機器なので引火性の高い殺虫剤やアルコール剤は使用できません。

 

また、空間噴霧機器だからといって、

製品やモノに向けて噴霧していると、思いのほか粒子が粗いので、

薬液が付着するといったトラブルを招きますので、注意して下さい。

 

①    実作業の例

・ゴキブリやムカデ、ダニやチャタテムシなどの

害虫が生息する室内に空間処理を行い、

短時間での駆除もしくは、追い出し作業

・清浄度の高い室内への害虫の侵入防止として、前室に行う空間処理

・天井裏や2重壁内に潜むゴキブリやチャタテムシの駆除

 

②    代表的な機器

・電動ミスト機(型番に種類があります)

 

■ULV機

ULV法は、ウルトラ・ロー・ボリュームの略で

高濃度少量散布法と呼ばれます。

名前の通り、微量の高濃度薬剤を超微粒子にして行う方法で、

ミスト機よりもはるかに小さい5~20マイクロメートル

粒子にして噴霧します。

 

微粒子のため、空間内に薬剤が停滞する時間も長く、

またミスト機では行き届かない隙間などに潜む害虫も追い出し駆除します。

空間噴霧する際は、備え付けの1リットル容器に

ULV専用の水溶性剤を入れて行いますが、

ミスト機と同様に電動機器なので

引火性の高い殺虫剤やアルコール剤は使用できません。

 

また特殊機器のため、使用後は水を通すなどして

メンテナンスは欠かさないようにして下さい。

 

①    実作業の例

・ゴキブリやムカデ、ダニやチャタテムシなどの

害虫が生息する室内に空間処理を行い、

短時間での駆除もしくは、

ミスト機では届かない狭所に潜む害虫の追い出し作業

・清浄度の高い室内への害虫の侵入防止として、前室に行う空間処理

・天井裏や2重壁内に潜むゴキブリやチャタテムシの駆除

 

②    代表的な機器

ULV機 マイクロジェーン

 

■二流体噴霧機

インジェクト・スプレー工法と呼ばれており、隙間処理に使用される機器です。

粒子も8~14マイクロメートルと小さく、直接噴霧に適しています。

使用する際は、本体に水溶剤を入れて行いますが、

ミスト機同様に電動機器なので、

引火性の高い殺虫剤やアルコール剤は使用できません。

 

また前者ULV機同様に、

特殊機器のため、使用後は水を通すなどして

メンテナンスは欠かさないようにして下さい。

 

①    実作業の例

・ひび割れ(クラック)や狭所などハンドスプレヤーでは

散布が困難な場所に潜む害虫の追い出し駆除

 

②    代表的な機器

 アクチゾールコンパクト

 

■液化炭酸ガス噴霧機

ピレスロイド系の殺虫剤を炭酸ガスに直接溶解した殺虫剤を、

炭酸ガスを利用してガス状に噴霧する機器です。

粒子は上記機器に比べて圧倒的に小さく、

室内の狭所まで隅々に薬剤が行き渡ります。

容器内は、高圧ガスで圧力が高いため、

運搬時や使用時の取り扱いには注意が必要です。

また、ハチ駆除には適していません。

 

①    実作業の例

・ゴキブリやチャタテムシなどの害虫が

生息する室内に空間処理を行い、

短時間での駆除もしくは、

ミスト機では届かない狭所に潜む害虫の追い出し作業。

・建物全体を害虫のいない空間にリセットする際などに使う空間処理

・清浄度の高い室内への害虫の侵入防止として、前室に行う空間処理

・天井裏や2重壁内に潜むゴキブリやチャタテムシの駆除

 

②    代表的な機器

・ミラクンS ・ミラクンGX ・ミラクンPY(ジョチュウギクエキス)

 

■二酸化炭素殺虫機

上記の液化炭酸ガスと違い、

薬剤を使用せずに氷殺で駆除するドライアイス噴霧機です。

殺虫剤が使用できない所で用いられます。

急激な温度低下に伴って、害虫を追い出し、また直接噴霧で凍死させます。

 

容器内は、高圧ガスで圧力が高いため、

運搬時や使用時の取り扱いには注意が必要です。

 

①    実作業の例

・ゴキブリやムカデなどの害虫が潜む箇所にポイント処理を行い、

直接噴霧及び追い出し駆除。

有機JAS認定の食品工場やノンケミカル方針の空間防除

・排水溝などで徘徊している害虫に対して直接噴霧

 

②    代表的な機器

・クライオナイト

 

■アルコール専用環境消毒機

炭酸ガスを利用して高濃度のアルコールを

安全に噴霧できる唯一の機器で、最大6m噴射できるタイプもあります。

ミクロ粒子のアルコール剤を短時間で広範囲に噴霧できるので、

病院や医薬品、食品工場などの微生物対策で用いられます。

尚、チャタテムシやヒメマキムシ、ミジンムシなどの

食菌性の虫に対しても防除が可能です。

 

①    実作業の例

・病院・医薬品・食品工場での微生物対策

・食菌性昆虫(チャタテムシやヒメマキムシ)などが

 潜む二重壁の中や配線結束部の処理

・手動式機器では届かない高所へのアルコール噴霧

 

②    代表的な機器

・シャットノクサス

 

■泡殺虫機

翅を持った成虫も飛び立つことなく完全駆除

できる泡殺虫法です。

起泡剤とフロアブル剤の混合及びシロアリ駆除剤で用いられます。

尚、幼虫の状態で成長を止めてしまう

昆虫成長阻害剤(IGR剤)

ゴキブリ対策で使うマイクロカプセル剤(MC剤)

と混合することで、防除力が数倍アップする優れもので

特に埋設配管や暗渠などに潜む害虫に適しています。

また、泡の粒子は専用起泡剤の量の調製ができますし、

最近では混合せずに使える製剤や有機JAS工場で使える製剤もあります。

 

①    実作業の例

・目では確認できない蛇腹ホース内や埋設配管内及び

  その中のひび割れ(クラック)に生息しているゴキブリやコバエの駆除

・マンホール内や排水溝に生息する害虫の駆除

・液剤では難しい床下へのシロアリ駆除

 

■動力噴霧機

主に樹木殺虫やシロアリ駆除、土壌部注入など

広範囲及び大量散布を行う際に使用します。

電動式及びガソリンエンジン式のタイプがあり、

大型タンクに薬剤を作って処理を行います。

 

専用ノズルも色々あり、

静電気タイプや拡散タイプ、ピストル型、四方型、隙間用など

用途に合わせて使えます。

大型タンクにつきましては、意外と持っていない業者が多いので、

広域な樹木殺虫依頼などでは、

念のために有無を聞いておくと良いでしょう。

 

①    実作業の例

・樹木や芝地などの害虫防除や雑草地の除草作業などの緑地管理

・基礎内床下のシロアリ駆除

・床面穿孔などを行い、薬剤注入する土壌生息虫の駆除

・広範囲の除草作業

・外壁のカビ除去

 

■エアゾール専用竿

手元にエアゾールを装着するタイプとノズル先端に

装着するタイプがあり、脚立やはしごを使わず

高所の作業が可能なアイテムです。

主に、高所のスズメバチ駆除やクモ防除などで使用されます。

尚、商品によって専用殺虫剤があるので注意が必要です。

 

①    実作業の例

・軒下などの高所に営巣するスズメバチの駆除

・足場が確保できない箇所の防虫剤やクモ忌避剤の塗布施工

 

②    代表的な機器

・ハチローFH ・エアロング

 

■エアゾール専用ノズル

狭所に注入する時にエアゾールに装着して使用する専用ノズルです。

オプションでピストル型のハンドルや2mほどのチューブがあり、

木材害虫などの防除に便利です。

但し、形状によっては使用できないエアゾールもあります。

 

①    実作業の例

・キクイムシやシンクイムシなどの木材害虫の穿孔穴への注入施工

・通常のエアゾールでは、注入出来ない狭所への施工

 

②    代表的な機器

・ピペットノズル

 

■ベイトガン

シリンジタイプのベイト剤の押し出し器具で、

ピストル型をしており使いやすくなっております。

ベイト剤を塗布する専用容器とセットで使用します。

 

①    実作業の例

・室内に生息するアリやゴキブリ駆除

 

②    代表的な機器

・スライド式ベイトガン

 

■散粉機

手動式と動力式のものがあり、施工範囲によって使い分けます。

また、液剤と併用ができる三兼機などもあります。

粉剤は、粉じん爆発の危険性がありますので、

基本は外周部で使用します。

 

①    実作業の例

・埋設配管内の害虫及びドブネズミ対策

・外周の建物廻りに行うムカデ駆除

 

②    代表的な機器

・コロダスター

 

■蒸散機

電動式か乾電池式で主にピレスロイド系殺虫剤を蒸散させます。

ゴキブリ・蚊・ハエ及び不快害虫を対象とした商材があります。

 

①    実作業の例

・営業終了後の厨房内のゴキブリ駆除

・店内入口から侵入する蚊・ハエ対策

 

②    代表的な機器

・ハニカム防虫ファン、ウルトラベープ

安全対策と関連商品

2016-08-22

本日は、滋賀祭り

滋賀県大津市、草津市、長浜市、野洲市、守山市、蒲生郡の

ネズミ駆除、ダニ駆除、異物混入防止にお伺いしました。

 

今般の殺虫剤は、

環境にも配慮され人畜に安全なものになってきておりますが、

有害であることには変わりません。

作業を行う場合は、以下の点を留意して安全対策を実施しましょう。

 

①コンセント、配電盤、精密機器などの電気施設では、

 基本的に殺虫剤を噴霧することは避けましょう。

 特にゴキブリ駆除などで、厨房作業台下や自動販売機下に、

 ハンドスプレヤーのノズルのみを突っ込んで、

 配線状況の目視確認をせずに散布すると、

 漏電させたりする場合があるので注意しましょう。

 

②電気室は感電の危険があるので、

 電気関係の立ち合い者なしでの入室は、禁止

 とした方が良いでしょう。特にクマネズミの点検では、

 必ず対策しなくてはいけない空間ですが、

 高所のケーブル溝に粘着マットの設置を施すなどの脚立作業は、

 粘着マットや人の落下時に大事故となりますので、

 行わないようにしましょう。

 

③殺虫剤使用時は、火気に十分注意しましょう。

 特にエアゾール関係は注意が必要で、チャバネゴキブリ対策などでは、

 ガスコンロに向かってむやみに噴射しないようにしましょう。

 元栓が閉じていない場合は、大事故につながります。

 

④地下ピット・サイロ・むろ・倉庫、井戸・マンホール内などの

 地層に接する作業は、酸素欠乏とメタンガスに注意しなくてはいけません。

 酸素欠乏等危険作業の有資格者の指示に従い、

 安全確保の上で作業にあたりましょう。

 

⑤燻煙剤は大きい皿状容器の上で使用しましょう。

 

⑥合成樹脂やじゅうたんに液剤がこぼれた際は、こすらずに吸引して乾燥させましょう。

 

⑦食品・医薬工場または関連会社で、製品に関連する全てものには、

 飛沫防止のため1m以内の場所に

 殺虫剤を噴霧しないようにしましょう。なお、ハンドスプレヤーでの散布は、

 思っている以上に飛散

 していることを認識した上で、作業に当たりましょう。

 

⑧風の吹く場所、空調室周辺、エアコン室外機周辺などの

 薬剤散布は行わないようにしましょう。特に、給気設備周辺では要注意です。

 

⑨ゴキブリベイト剤は、人手に届かない隙間に設置するか、

 誤食されないように容器に入れて

 高温・多湿箇所避けるなど配置場所に注意しましょう。

 特に老人保健施設や病院などでの設置は、

 容器に入れた場合でも誤食の心配があるので避けた方が良いでしょう。

 

⑩空間殺虫を行う際には、

 煙探知機や熱感知器の作動停止確認、スイッチ関連、養生、施錠、

 人のいないことなどの確認、さらに立ち入り禁止表示を

 先方と確認した上で作業に当たりましょう。

 また状況に左右されますが、

 作業終了後は安全に通常6時間は入室禁止することに努めましょう。

 

⑪薬剤を保管する時は、持ち運びが出来ない

 カギのかかる専用保管庫で、飛散・漏出・流出を防止できるようにしましょう。

 

⑫天井裏に入って作業する際は、

 必ず足場板を敷いて作業するようにしましょう。

 基本的に、あらかじめ歩行帯が施されていない場合は

 入らないことが望ましいといえます。

 

⑬薬剤は希釈液も含めて、

 誤飲防止として飲料容器・食品容器として

 使用されるものを絶対に用いてはいけません。必ず専用容器に保管しましょう。

 

⑭薬剤を運搬する際は、倒れ・飛散・漏出したりしないように注意しましょう。

 夏場は、車両内が高温になりエアゾール剤やガスボンベなどが

 爆発する恐れがありますので、断熱に心がけましょう。

 

⑮薬剤を調整する際には、必ず保護具を装着して正しい用法・用量を守りましょう。

 

⑯希釈のための取り水は厨房を避けて、トイレや外周の水道水で行いましょう。

 

安全関連商品

■蜂用防護服

主にスズメバチの駆除作業時の刺害を未然に防ぐための防具です。

代表的な商品:ラプターⅢ、おたる8M、ハチガードウェア

 

■毒針吸引器

蜂をはじめ蚊や毒虫に刺された時に毒針を吸引作用で抽出する器具です。

代表的な商品:インセクトポイズンリムーバー

 

■防毒マスク

煙霧、燻煙、ULV施工などの空間殺虫時に必要な防具です。

防毒マスクは、その形と施工範囲によって隔離式や直結式などの種類があります。

通常作業では、吸収缶に有機ガス用を用い、国家検定済のものを使うようにします。

代表的な商品:重松 防毒マスク、興研 防毒マスク

 

■保護めがね

刺激性の蒸気やガス、殺虫剤などの飛沫から目を保護するための防具です。

防毒マスクと同様に用途に応じてアイカップ型やシールド型、保護面を使い分けます。

 

■手袋

作業時での切り傷や手指の落下体毛などから守る防具です。

一般の作業では軍手、薬剤取扱いでは耐溶剤性のゴム手袋、

食品工場などでは指定のゴム手袋を使用します。

 

■ヘルメット

墜落用と落下物用で分けられ、作業用途によって使い分けます。

また、作業時に構造物や器物との衝突事故を防ぐための防具です。

 

■安全帯

別名命綱と呼ばれる高所で作業を行う際には欠かせない防具です。

安全帯は正しく装着しないと非常に危険です。

ベルトとフックは腰骨より上に、D環は身体の横もしくは後方に来るようにするなど

使用上の注意を必ず把握して使いましょう。

 

便利屋ケンちゃん 明日はゴキブリ駆除に行ってきます

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防除薬剤の管理

2016-08-13

本日は、滋賀県大津市、守山市、湖南市、東近江市、

甲賀市、大阪市北区、京都市山科区の

異物混入防止、ゴキブリ駆除、ネズミ駆除に

お伺いしました。

 

我が国の化学物質管理の法規は、目的別に行われています。

これらは大きく2つに分けられ、

環境への侵入を防止する、

大気汚染防止法・水質汚濁防止法・廃棄物処理法などと、

総合的に管理する、化審法、PRTR法があります。

 

化学物質管理の分野の法規は以下の通りです。

 

①化学物質の審査及び製造等の

 規制に関する法律(化審法)

②毒物及び劇物取締役法(毒劇法)

③有害物質を含有する家庭用品の

 規制に関する法律(家庭用品規制法)

④特定化学物質の環境への排出量の把握等

 及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)

⑤高圧ガス取締法

 

では、化審法に指定される化学物質というものは、

どういうものなのかといいますと、

早い話、分解されにくいものであります。

 

クロルデン・ディルドリン・ペンタクロルフェノールは、

第一種特定化学物質に位置し、

濃縮性が高く、人への長期毒性があり、

高次捕食動物への毒性もあります。

 

ビフェントリン・イミダクロブリド・フィプロニルは、

第二種監視化学物質に位置し、

濃縮性は低いですが、人への長期毒性の

可能性があるので、監視しましょうというものです。

 

そして、人の健康や生態系に有害なおそれのある

化学物質の排出量を把握しようというものが、

PRTR法であります。

 

※PRTRとはPollutant Release and Transfer Registerの略で、

化学物質排出移動量届出制度と訳されます。

 

PRTR法は、人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質が、

事業所から環境(大気・水・土壌)へ排出される量及び廃棄物に含まれて

事業所外へ移動する量を、事業所が自ら把握し国に届出をし、

国は届出データや推計に基づき、排出量・移動量を集計・公表する制度で、

化学物質による環境汚染の未然防止に対する

関心の高まりを受けて制定されたものです。

 

最後に、化審法と労働安全衛生法(安衛法)の違いを覚えておきましょう。

 

化審法・・・環境とそれを通じて人体に及ぼす

    影響の抑止についてのもの

安衛法・・・作業する労働者への健康被害の防止を目的

 

便利屋ケンちゃん ↓

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薬剤中毒の治療法

2016-08-12

本日は、京都市左京区、右京区、

滋賀県彦根市、長浜市のゴキブリ駆除、異物混入防止に

お伺いしました。

便利屋ケンちゃん 今日も出動しました

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【薬剤中毒の治療法】

1.応急処置

万一、中毒が発生した場合は、

まず患者に対して応急対応をしなければなりません。

トラブルが発生した時ほど、一度深呼吸して落ち着きましょう。

救急車・医師への連絡を速やかに行い、

薬品名と症状などを報告し、医師の判断に委ねましょう。

 

①    皮膚についた場合

汚染した衣服を脱がせて、

皮膚に付着した薬剤を水洗い後、石けん水で洗浄しましょう。

この時に注意しなくてはいけないことは、

くれぐれも局所に強い力をかけないことです。

 

②    眼に入った場合

油溶性及び油状

(有機リン剤・カーバメート剤・ネオニコチノイド剤・クレオソート油)の場合は、

直ちに流水で15分間以上洗眼しましょう。

まだ十分でない場合は、体温程度の温水でさらに10分間洗いましょう。

この時、目薬での対処は絶対に行わないようにして下さい。

 

水溶性(銅・クロム・ヒ素・ホウ酸化合物)の場合は、

直ちに流水で5分間以上洗眼しましょう。

まだ十分でない場合は、体温程度の温水でさらに10分間洗いましょう。

この時も、先ほどと同様に目薬での対処は絶対に行わないようにしましょう。

 

③    吸入した場合

新鮮な空気の場所に隔離し、衣服を緩めて安静にしましょう。

 

④    飲んだ場合

油溶性剤が含有している薬剤を飲んだ場合は、

おう吐は肺への誤飲がありますので、

絶対に吐かせないように注意しましょう。

この場合は、必ず1時間以内に病院に行き、

胃の洗浄をすることが絶対です。

それ以外の場合は、喉の奥に、指または棒などを入れて吐かせましょう。

 

もし、吐き出さない場合は、

ぬるま湯または、食塩水を飲ませてから行いましょう。

万一、患者がけいれんや失神状態に陥った場合も、

おう吐物が肺に誤飲される可能性があるので、

吐かせないようにして病院へ行きましょう。

 

2.薬剤の中毒

薬剤は系統により、中毒症状が異なります。

接触皮膚炎は、一次刺激性接触皮膚炎・アレルギー性接触皮膚炎・

光毒性接触皮膚炎・光アレルギー性接触皮膚炎に大別されます。

 

①    有機リン剤(カーバメート系も含む)

  アセチルコリンエストラーゼを阻害します。神経系

 

軽症の場合:

倦怠感、違和感、頭痛、めまい、胸部圧迫間、悪心、おう吐、下痢・腹痛、よだれ、発汗

 

中等症の場合:

縮瞳、ひきつけ、歩行困難、言語障害、視力減退、徐脈

 

重症の場合:

縮瞳、意識混濁、対光反射喪失、全身けいれん、血圧上昇、肺水腫、失禁

治療法は、アセチルコリンとの競合的拮抗薬である

硫酸アトロピンを用いた療法があります。

重症の場合は、人工呼吸を行い、チアノーゼが見られなくなったら

直ちに硫酸アトロピンを投与し、瞳孔が拡大するまで5~10分間隔で投与しましょう。

軽症の場合などは、

自然回復が早いので、過剰に投与などしないように注意しなくてはいけません。

② ピレスロイド剤

  ナトリウムチャネルに作用します。神経系の過剰刺激

 

軽症の場合:

全身倦怠感、筋れん縮、軽度の運動失調、頭痛、よだれ、鼻炎

 

中等症の場合:

興奮、手足のふるえ、よだれ、運動失調、めまい、ひきつけ

 

重症の場合:

全身性運動失調、短時間のけいれん、呼吸困難、失禁

 

治療法は、特効薬が無いので、対症的に行います。

呼吸障害やけいれんが生じた際は、

酸素吸入や人工呼吸、鎮痙剤の投与を行います。

使用されている溶剤の影響に症状が出た場合は、

それに合わせた治療を行いましょう。

 

③ ネオニコチノイド剤

  ニコチン性アセチルコリン受容体に作用します。神経系

  ニコチン中毒類似症状が起こります。

 

経口摂取の場合:頻脈、血圧上昇、おう吐、けいれん

治療法は、有機リン剤に準じます。

このような反応には、大きな個人差があります。

少量でも反応してしまう人もいれば、

濃度の高い薬液を何度つけても反応しない人もいますので、

自分自身で判断せず、必ず医師を訪ねて指示に従いましょう。

 

中毒予防(殺虫剤編)

2016-08-08

本日は、滋賀県湖南市、甲賀市、近江八幡市、守山市、

蒲生郡日野町、京都市南区、左京区、京都府相楽郡精華町、

奈良市の異物混入防止、ネズミ駆除、ゴキブリ駆除、シバンムシ駆除、

ノシメマダラメイガ駆除にお伺いしました。

 

最近、お客様とお話していると、

 

『殺虫剤の知識を間違って教えられている』

 

誰にかと言うと、”前に来てもらった業者” というのが多いのです。

ですから、美鈴のオフィシャルサイト(殺虫剤タグ)で学んでください。

 

殺虫剤や殺そ剤というものは、当然ながら毒性があります。

しかしこの毒性による中毒は、人が摂取しない限りは起こりません。

では中毒が起こらないようにするためには、

どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

 

①    薬剤の保管管理

②    薬剤の希釈

③    薬剤使用前の注意

④    薬剤使用時の注意

⑤    薬剤使用後の注意

 

などを適切に行うことで、予防が出来るのではないのでしょうか。

 

 ①    薬剤の保管

1.薬剤の保管は、不燃物構造で面積3.3㎡以上(1坪)の

ところで行うことが望ましいです。そして、必ず剤型別に区分けし、

長期にわたって保管する場合は、薬効別にもする必要があります。

 

2.保管中は、薬液の漏れや流出及び容器の破損がないように、

定期的に点検を実施する必要があります。

そして必ず薬剤の管理責任者を立てましょう。

 

3.毒物・劇物はそれぞれ区別して、容易に動かすことが出来ない

保管庫にカギをつけて管理しましょう。持ち運びが可能なものに

いくら精密なカギを付けたところで意味はありませんので、

注意しましょう。また、会社には防犯も心がけましょう。

 

4.薬剤の保管場所は、冷暗所で比較的乾燥している場所にしましょう。

特に夏場に高温になる箇所には、エアゾール関係は絶対に置かないで下さい。

氷殺ジェットとかは、安易に爆発します。

 

5.薬剤の容器には、必ず名称、成分、濃度を表示しましょう。

又、容器を移し替える際は、誤飲誤食防止のため、

絶対に食品容器は避けなければいけません。

市町村では、よくペットボトルで保管されたりしますが、

絶対NGだと覚えておいてください。

 

6.薬品庫の棚は、転倒防止策を施さなければなりません。

 

7.薬剤を運搬する際は、機器を扱うのと同様に

破損などが起こらないように施さなければなりません。

又、食品と一緒に運ぶこともいけません。

 

②    薬剤の希釈

1.使用方法を必ず遵守し、正しい用法で行います。

くれぐれも初心者だけで行うことがないように努めなければなりません。

 

2.薬剤を使用する際は、必ずマスクとゴム手袋を着用しましょう。

 

③    薬剤使用前の注意

1.人の多い場所への散布処理は、

事前に訪問して近隣や人や動物の動きなど

環境状況を把握した上で、計画を立てましょう。

アパートや雑居ビルなどは、特に注意が必要です。

 

2.散布処理の場所は、事前に清掃・整理整頓をしておきましょう。

 

3.作業従事者の健康管理を行いましょう。

 

4.散布処理時の事故に備えて、対応が出来るように準備しておきましょう。

 

④    薬剤使用時の注意

1.散布処理時は、長袖・長ズボン・保護帽・保護眼鏡・保護手袋・

保護マスク・保護クリーム・耐薬品性靴を着用し、

肌を露出しないようにしましょう。着衣は防水タイプが良いでしょう。

 

2.散布処理時は、身体に薬剤を浴びないように注意しましょう。

特に屋外での作業は風上に立ち、離れすぎての作業は、

思わぬ箇所へ飛散する可能性があるので、近くで安全に行いましょう。

特に、浴びていることに気づかないゴキブリダンゴは要注意です。

商品によっては、過剰に置くと隊長を崩すこともございます。

 (年間契約のお客さまには、このようなお話も行います)

 

3.散布処理時は、周囲の環境に十分配慮しなくてはなりません。

河川、下水、池、井戸、地下水、水槽、植物、子どものおもちゃ、

自転車など養生が必要なものは、必ず養生で覆いましょう。

特に動力噴霧機を使用しての樹木殺虫や外壁殺虫の際は、

車は、命の次に大事と話されることも少なくはないので、

くれぐれも注意しましょう。

 

4.散布処理時は、立ち入り禁止表示や近隣に声掛けを必ず行いましょう。

外部のドアやシャッターに貼る場合は、強風で飛ばないように、

四方すべてに貼り付けしましょう。テープによって、塗装が剥がれる危惧がある場合は、

事前に確認してから行いましょう。

 

5.薬剤が皮膚に付着した際は、速やかに水洗いをして、

その後石けん水で洗浄しましょう。衣服に付いた際は、脱衣して洗いましょう。

 

6.作業は、交代で行いましょう。

 

7.作業中の喫煙と飲食は絶対にしないようにしましょう。

 

⑤    薬剤使用後の注意

1.散布処理後は必ず点検しましょう。

 

2.作業終了後は、器具は安全に持ち帰り、速やかに洗浄しましょう。

 

3.薬剤の残液は、現地で廃棄することなく、必ず持ち帰り保管しましょう。

 

4.現地での器具の洗浄は、絶対に行わないようにしましょう。

 

5.作業衣は、必ず洗濯しましょう。

 

6.身体に異常が見られた際は、速やかに作業を中断して、

必要に応じて医師を訪ねましょう。

 

便利屋ケンちゃん

アレルギーと化学物質過敏症

2016-04-08

アレルギーとは、ある物質が体に入ってきた時に

起こる不必要に過敏な反応をいいます。

特徴として、以下の3つが挙げられます。

 

① 特定の人だけに起こる

② 特定の物質に対してだけ起こる

③ 原因物質の最初の侵入時には何も起こらない

 

アレルギーは、免疫ができるために起こるもので、

体を守るための免疫反応が過敏に働き、

かえって体に害を与えてしまうものなのです。

私の知っているプロでも、

ピレスロイド系の殺虫剤が含浸させてある防虫ネットを素手で触ると、

痒くなったり、皮膚が赤みを帯びたりします。

 

そして、アレルギー性鼻炎、気管支ぜんそく、

アトピー性皮膚炎、じんま疹、接触皮膚炎などの発症後に、

極めて短い時間で、全身性にアレルギー症状が出る反応を、

 

アナフィラキシーショック

 

といいます。

これは、血圧の低下や意識障害などを引き起こし、

場合によっては命を落とすこともあります。

よく毒のカクテルと呼ばれるスズメバチ科の被害で有名です。

敢えて、スズメバチ科としたのは、

スズメバチ科のアシナガバチによる被害も多いからです。

 

余談ですが、

この蜂毒は日本における死亡者数の第2位です。

ちなみにトップは薬物で、3位は食物です。

 

そして、家屋の影響で病気や健康被害が発生する

アレルギーに良く似た症状が、

『病気の家』であるシックハウスです。

 

これを引き起こす多くの原因は、

建築素材や家具などに使用されるホルムアルデヒドや

VOC(揮発性有害物質)代表的なトルエン・キシレンなどの化学物質です。

以前私が通販で購入したタンスも、ものすごい薬品臭がしていました。

ホルムアルデヒドを消す薬品が付属されていましたが、

家族には数週間の間、部屋に入らないように命じたのを覚えております。

 

また、原因となる物質がアレルゲンより多く、

またアレルギーよりもはるかに微量で症状が発生することを、

化学物質過敏症といいます。

 

そして、ある特定の化学物質に過敏になっている人は、

類似の物質に対しても過敏になってしまう、

「多発性化学物質過敏症」にも注意しなければなりません。

ちょっと似ているものに対しても反応してしまう症状なのです。

 

私たち、害虫駆除の業界も化学物質排出量に対して、

もっと敏感になっていく必要があるのではないかと思います。

毒性試験について

2016-03-31

毒性試験には、

 

①急性毒性試験 ②亜急性毒性試験 

③慢性毒性試験 ④変異原性試験

⑤蓄積性試験 ⑥難分解性試験 ⑦魚毒性試験

 

と7つに大別されます。

化学物質の毒性といえば、

実験動物による急性毒性試験成績により求められますが、

私たちプロもよく目にする※LD50(50%致死量)

問題になる場合が多いです。

 

※LD50とは、ある動物の一定数を用いて、

50%が致死する薬剤量をその動物の体重1kg当たりに換算した値です。

 

以下はラットもしくはマウスを使用した急性毒性基準です。

■急性毒性LD50

1.経口(口にドンと食わせる)

普通物 301mg/kg以上

劇物  51mg/kg以上300mg/kg以下

毒物  50mg/kg以下

 

2.経皮(皮膚にドンと塗ってやる)

普通物 1001mg/kg以上

劇物  201mg/kg以上1000mg/kg以下

毒物  200mg/kg以下

 

3.吸入 LC50(ガスをドンと吸わせる)

普通物 2501ppm(4時間)以上

劇物  501ppm以上2500ppm以下

毒物  500ppm(4時間)以下

 

■生物濃縮

薬剤が生物間の食物連鎖を通じ、

高い濃度に生体内に蓄積することをいいます。

また、植物が土壌中や水に含まれる薬剤を吸収あるいは吸着して、

その濃度を高めることもいいます。

例えば、体内から放出されない

化学物質を取り込んでしまっている魚Aがいます。

それを食べる魚Bの体内には、さらに濃度が上がります。

という具合に、上位にいる動物ほど濃度を増していくことになります。

 

■ADI(1日当たりの摂取許容量)

人間がある物質を一生涯にわたって摂取しても

現在の知見から障害の現れないと

考えられる1日当たりの最大量をいいます。

 

■変異原性試験

変異原性は、生物に突然変異を引き起こす性質です。

測定方法は、

①微生物を用いる方法

②哺乳動物の細胞の染色体の異常を調べる方法

③ショウジョウバエを用いる方法などがあります。

 

エームズテストは、

最近(サルモネラ菌と大腸菌)を用いる復帰突然変異試験で、

陽性(変異原性あり)陰性(変異原性なし)で表されます。

 

■魚毒性

プロの皆さんはご存じの魚毒性。

いつもこの魚毒性に対して神経をピリピリさせておられることでしょう。

この魚毒性は非常に重要ですので、

以下に説明する化合物は最低限覚えておきましょう。

A:低い B:中間 C:高い

① A群

シラフルオフェン・石油(せきゆ)

・臭化メチル・フェノブカルブ・イミダクロプリド

 

② B群 

アレスリン・ピレトリン・フェニトロチオン

・エトフェンプロックス・ジクロルボス・プロポクスル

 

③C群 トラロメトリン・ペルメトリン・ビフェントリン

 

私は暗記する時、水戸黄門の歌を使っております。

あの「人生、楽ありゃ♪ 苦も、あるさ」を

(シラ石(せき)、臭化(しゅうか)♪ フェノ、イミダ)

って感じで覚えます。

皆さんも暗記する際は、

覚えやすい歌や好きな歌を利用してみてはいかがでしょうか。

毒性について

2016-03-29

人の命を救う薬でも、間違って投与すると

最悪の場合、死に至る場合があります。

 

当然、殺虫剤も同じで使用法を間違えれば効果は有りませんし、

最悪の場合は人の命や自然環境を奪う核兵器にもなります。

今般、一般の生活者(消費者)も簡単に

殺虫剤を手に入れる事が出来るようになりました。

まず、使用前に薬の恐さをしっかりと学び、

安全・安心・安定で正しく使用しましょう。

これも立派なECO活動、いえ正しいECOだと考えます。

 

1.毒性(どくせい)

量によって定まる性質です。

 

ある物質が生体と接触、あるいは生体に取り込まれた時、

生体にとって好ましくない反応を生ずることをいいます。

ちなみに「どくしょう」と読むと、

意地の悪いこと・とげとげしいことやそのさまを表すそうです。

 

2.普通物

「毒物及び劇物取締法」で指定されている

毒物、劇物以外の毒性の低いものをいいます。

 

しかし、普通物だから無毒というわけではありませんので、注意して下さい。

当然のことですが、飲むことを前提に作られていませんので、

誤解しないようにしましょう。

 

3.急性毒性

経口・経皮などの投与法で、

比較的大量の物質を1回投与して

現れる生体への障害をいいます。

 

例えば、フグ毒や青酸のように1回の摂取で現れる症状です。

急性とは、症状が急に起こり進行が速いことをいい、

反対語は慢性になります。

ちなみに亜急性毒性は、

一般に1ヶ月~3ヶ月の連続または反復投与によって

生じる毒性のことをいいますが、

日本語の難しいところで、亜慢性毒性ともいいます。

同義語だと知っているとカッコイイですね。

 

4.慢性毒性

薬剤の反復接触、反復吸入、反復投与等によって、

一般に6ヶ月以上経過して生体の機能

または組織に障害を生ずる性質をいいます。

 

例えば、鉛や発がん性物質のように長期にわたって

摂取した結果、徐々に現れてくる症状です。

 

5.催奇形性

生殖に及ぼす影響は、

母親に投与した際に胎児に表れます。

 

昔、薬害でサリドマイド事件がありました。

あの胎児に奇形を引き起こす性質です。

近頃、あの強烈なサリドマイドが、

ガンの治療薬などで復活しようとしているそうです。

 

6.抗原性

抗原とは、

免疫反応で抗体を作り出す原因となる物質で、

大部分はタンパク質です。

抗原性とは、アレルギー性について調べることです。

 

7.変異原性

遺伝子への影響や発がん性を調べることをいいます。

 

8.局所刺激性

皮膚・粘膜の刺激性を調べることをいいます。

 

9.魚毒性

水に溶解または浮遊した薬剤が

魚貝類に障害を与える性質をいいます。

 

人は、病気になってから薬に依存することになります。

しかし、防虫の世界では「予防」が大切なのです。

ガン保険はありますが、防虫の保険はありません。

問題が無くても、健康診断を受けるように、

建物の診断も受けるようにしましょう。

 

そうすることによって、あなたのお家も毒性の強いものを使わずに、

快適な空間を維持出来ることでしょう。

殺そ剤の種類②

2016-03-17

今般、薬局に市販されている殺そ剤(ネズミ駆除剤)の多くは、

毒だんごや毒エサといわれており、

固形剤や粉末を食べさせるタイプの食毒法(毒餌法・経口毒法)が一般的です。

 

又、そ穴(ネズミの巣穴)に散粉し、

体表に粉末を付着させて舐めさせることで、

間接的に経口より取り込ませる散粉法(散粉殺そ法)

倉庫などの水の少ない場所で、水に溶かして飲ませる毒水法

船舶やコンテナ、密閉できる倉庫で行うガス燻蒸法もあります。

 

従って、殺そ剤は以下のような条件が挙げられています。

    ネズミがよく食べてくれること。忌避性がないということも重要です。

    微量で効果が出るほど良いということ。微量ほど安全です。

    ネズミだけに致死効果が高くて、死骸の回収が行いやすいこと。

  人畜に安全ということです。

④    安価で使用方法が簡単であること。

 

では、殺そ剤の剤型はといいますと、

固形剤、粉剤、液剤、ペースト剤に分類されています。

種類は下記の通りです。

ここでは、慢性毒性殺そ剤を説明しています。

 

■慢性毒性殺そ剤(クマリン系殺そ剤)

抗擬血性殺そ剤(こうぎょうけつせい、さっそざい)と呼ばれています。

ビタミンKを阻害することで、内出血や傷口の血液が固まらないようにします。

早い話、出血多量で治癒させないということです。

網膜内に出血をさせて、視力を低下させます。

そして臓器に出血させます。

そのために、フラフラと明るい所へ出てきて死にます。

喫食性・殺鼠力も持ち、忌避性は少ない優れもので、

ゆっくり安楽死させる効果から「累積毒性殺そ剤」とも呼ばれます。

特にハツカネズミやドブネズミに効力が高いとされています。

クマネズミに関しては、他の食材と混ぜて使用することで喫食力が上がります。

内出血というものは、ネズミだけではなく、

私たち人間のからだでも気づかないところで起こっているようです。

欠点は、

元々ビタミンKが多く体内にあるネズミには、効果が薄いということです。

 

(1)ワルファリン

腐ったスイートクローバーから出る

ジクマロールという物質の構造を元に合成されたものです。

ちなみに昔、自殺を試みた人が大量服用しましたが、

死ぬことは無かったようです。

従って、非常に安全性に優れたものであります。

徐々に効果が現れる遅効性の薬剤で、連続して食べさせて駆除します。

商品によっては、ちょっと値段が高いものもあります。

 

●味わってみた感じ

製剤(完成品)を食べてみた感じは、特に味はしませんでした。

そういった点では、警戒心なく食べさせることが出来るものと思われます。

但し、形状によってクマネズミなどは食べにくいものもあるのかなぁと思いました。

●商品名

強力デスモア・ネズコロンS、チューモアブロック、メリーブロック、

レッドランソリッド、レッドランブロックS、レッドランT バラ、レッドランT赤袋など

 

(2)クマテトラリル

ワルファリンよりも抵抗性問題が少ないことから、

長年にわたって使用されているものです。

こちらもワルファリン同様に連続して食べさせて駆除します。

 

●味わってみた感じ

全く味のしない粉末でした。

故にワルファリン同様に警戒心をもたせることも無いでしょうし、

他の食材と混ぜて使いやすい点から、

昔から愛用されている理由に納得がいきます。

●商品名 エンドックス

 

(3)ジフェチアロール

従来のクマリン系殺そ成分の欠点を補うことに成功したもので、

第2世代抗血液凝固作用タイプです。

作用は抗擬血性で同じですが、徐々に食欲が減少し、

手足や耳が白色化してくるのが特徴です。

ワルファリンに抵抗性を持ったスーパーラットと呼ばれる

クマネズミに対して効果を発揮します。

少量の接食で効果を発揮するNEWクマリン系殺そ剤です。

効果の発現に関しては、7日程度で変わらないようです。

 

●味わってみた感じ

他のクマリン系のものと違って、少し苦みを感じました。

この微量の苦味を他の食材と混合させて、

絶妙に消すことが出来れば、喫食率が上がるものと思います。

オリジナル毒エサや毒ダンゴの調理が必要です。

●商品名

デスモアプロ トレータイプ、デスモアプロ 投げ込みタイプ

 

(4)ブロマジオロン

上記ジフェチアロール同様に、

従来のクマリン系殺そ成分の欠点を補うことに成功したもので、

第2世代抗血液凝固作用タイプです。

ジフェチアロールとの違いは、動物用であることとで、

スーパーラット(スーパークマネズミ)には効きにくいタイプがいることです。

牛や豚が仮に毒餌を食べて死んだネズミを食べても、大丈夫なものです。

こちらも少量の接食で効果を発揮するNEWクマリン系殺そ剤で、

2~3回の接食で効果を発揮出来ます。

 

●味わってみた感じ

かなり甘味があって美味しいです。

被害のあるものを混ぜることで、さらに喫食力が上がるものと思います。

●商品名 ラニラット

 

■使用上の注意

人間や家畜にとって、安全性に富んだ製剤ではありますが、

無害ではありません。保存には十分に注意しましょう。

万一、身体に異常を来した場合や誤食してしまった時は、吐き出しましょう。

そして、クマリン系殺そ剤を食したことを速やかに医師に告げて治療を受けて下さい。

治療剤としては、ビタミンK1が有効とされています。

 

■保管上の注意

①食品、食器、飼料などと容器は必ず区別し、表示をしましょう。

②小児やペットの手の届かない、直射日光の当たらない冷所、乾燥した所に保管しましょう。

③不要になった毒エサと使用済みの容器は、焼き捨てましょう。

 

※食べてみた感じの評価は、ブログ管理人が味わってみた感想です。

(ただちに吐き出しております。)

評価に関しては個人差があることを予めご了承下さい。

そして、くれぐれも真似はされないようにして下さい。

 

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コオロギやカマドウマにお困りの食品工場にお勤めの方に必見。

「えっ!?コオロギはまだ早いでしょ!と思った方は絶対に読みましょう」 でした。

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異物混入を恐れる工場へ出入りする方や忘れ物の多い人にオススメです。

「人間なんだから忘れ物くらいするよ。と言ってる方は絶対に読んでください」

を予定しています。

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