Q&A 【ハエ・蚊】
飲食店で働いています。チョウバエが非常に多くて困っています。駆除をして頂きたいのですが、費用はいくらかかりますか?
小規模の飲食店の場合は、基本価格は2万円となっております。現場調査をさせて頂くと、状況次第で安くもなりますし、高くもなります。
高い場合は、相見積りして頂ければ良いと思いますので、まずは現場調査にお伺いさせて頂きたいです。
大したことなければ、その場で収束することもあります。
ビジネスホテルのお風呂場にチョウバエが止まっています?いくらスプレーをしても毎日数匹出てきます。どうすれば、収まるでしょうか?
ユニットバスの場合は、排水口でなければ、内部で発生している可能性があります。中の殺虫を行いましょう。
リビングで、毎日3匹くらいノミバエを見ます。部屋に食べ物や飲み物はありませんし、シンクがあるので、三角コーナーもちゃんと掃除しています。
一体どこから来るのでしょうか?
考えられるのは、シンク台の下です。排水管の仕舞いが見えないパターンがほとんどで、どうなっているかが問題です。
シンクの下から歩いて出てきている可能性があるので、コーキングをします。
エアコンのドレンパイプからも侵入する可能性がありますが、毎日数匹ということで、今回のケースは違うものと考えます。
高級ホテルのスパ・スペースの洗い場で、チョウバエが出ています。業者さんには、排水口に薬剤を入れて頂いているのですが、全く減る気配がありません。
一体、どこから出ているのでしょうか?
排水口でないとすると、壁や溝の微妙な窪みが考えられます。そのチョウバエが微小なタイプですと、その可能性は高まります。
一旦、殺虫方法を変えてみることをおすすめします。
フィルム工場で防虫担当をしているものです。モニタリング結果で、ノミバエが非常に多いです。
正直、発生場所が分かりません。業者さんにも相談しているのですが、解決ができません。
このような場合、どのようなことが考えられるでしょうか?
正直申し上げまして、一度現場にお伺いしないとお答えできません。
言えることは、調査不足だということです。
ノミバエは排水系以外に床のひび割れ、外からの徘徊、天井裏からの侵入などから入ってきます。
あと陽圧にしていても、歩いて侵入出来るので、知識として持っておいてください。
お茶屋を営んでおります。毎年秋になると大きなハエが店に入ってきます。
周りは山ですが、何か影響がありのでしょうか?
はい。お察しの通り山から来ている可能性があります。
山は低地よりも早く気温が下がるので、まだ暖かい低地に降りてきます。
秋になると、ニクバエ・クロバエが増えます。冬になるとトゲハネバエが多くなります。
応急的には、ハエの習性を見事に捉えたハエ取りリボンをおすすめします。
外観的に問題があれば、フライマグネットが良いでしょう。
フィルム工場で品質管理を担当しています。スリッター室という重要区域にノミバエが侵入してきます。
前室のライトトラップでは捕まりません。その先にはトイレがあります。
前室に捕まらないのが、納得いきません。美鈴さんの今までの経験で、知恵をお借りできますか?
一度訪問させて頂ければと思います。そのトイレの汚水マンホールを点検する必要があります。
スリッター室のノミバエと直結しているか分かりませんが、発生しているのであれば駆除が必須です。
地盤が割れて、工場内にあるひび割れのどこかに繋がっている可能性もあります。
もう1つは、陽圧対策がゆえに起こる臭いによる誘引です。
ハエは菌を持っているのでしょうか?
菌という大きな括りになると、人間も普通に持っています。対してハエなど外からやってくる生物は、すべて持っているといえます。
問題は健康被害を及ぼすかどうかですが、病原菌が存在するところで発生したり、歩いたりして人間に何らかの形で入り込んだ場合が問題になります。
過剰になる必要はありませんが、抵抗力の無い方は注意した方が良いといえます。
飲料工場で働く者です。フィラー室と呼ばれる充填する部屋があるのですが、キイロショウジョウバエだけが捕まります。
かなりの陽圧対策をしているのですが、内部発生でしょうか?
その陽圧対策が寄せている原因です。気圧がプラスだと、その飲料の臭いも同時に出す形になります。
従って、遠く離れたエリアからライトトラップも目もくれず、臭いに近寄ってきます。
そして、清掃不良の箇所で内部発生します。
但し、陰圧にするとショウジョウバエは減りますが、混入率が高いユスリカやクロバネキノコバエなどが爆発的に増えますので、陽圧は絶対です。
1点申し上げるのは、陽圧でも床の隙間だけは厳重に閉塞をお願いします。
4本足で、低姿勢で歩いて侵入するハエ類は、人間が思う以上に力強いので対策が必要です。
食品工場で働いています。手洗いのシンクが3台あるだけで、排水溝もない包装エリアだけショウジョウバエが捕獲されます。
隣接している部屋には、水廻りが多いので侵入してきていると思うのですが、どうでしょうか?
非常に難しい質問です。まずは現地にお伺いさせて頂ければ幸いです。
水を一切使用しないドライエリアに於いてもショウジョウバエなどのコバエ類は発生するケースがあります。
例えばドライエリアの床に、ひび割れがある場合は要注意であり、水拭きしていれば可能性が上がります。
食品残さと水拭きによる有機物がしみ込み、営巣箇所となるのです。
こういうケースは念入りな調査が必要と考えます。
部屋にノミバエが目立ちます。コバエがホイホイを設置したのですが、捕獲できません。
何か方法があれば教えてください。
コバエがホイホイは、ショウジョウバエ専用といってもいいくらいです。ノミバエの捕獲は多くは期待できません。
ノミバエを捕るなら、めんつゆトラップがおすすめです。
めんつゆトラップの作り方を教えてください。
容器は何でもいいですが、ペットボトルをおすすめします。底から5cmくらいにカットして、めんつゆを入れてください。
そして、台所洗剤(中性洗剤)を数滴垂らせば完成です。
これは、衝突版トラップを作る時とよく似ています。
蚊は高いところには、来ないというのは本当ですか?
間違っております。30mの高さでも屋上の風溜まりの場所で、ユスリカなどの蚊は大量にいるのを目撃しております。
また吸血するヒトスジシマカは、基本的に2mくらいの低空飛行を好みますが、風などで吹き上げられたり、
ホテルやマンションでは建屋内に侵入して運ばれたりすると高所でも侵入しますので、「高い所に蚊はいない」というのは間違った情報です。
蚊は血液型で刺されやすいとか本当にあるのでしょうか?
よくO型が刺されやすいという説があります。当社は、O型の性格と波動の強さが影響していると考えています。
O型といえば、大らかで逆境に強くロマンチスト、年下の面倒見が良いなどと言われます。
このような性格は強い波動を出します。根拠は無いのですが、その波動と関連しているのではないかと考えています。
蚊に刺されないようにするには、どうすれば良いですか?
立っている時は、膝から下の体臭を消すことで防ぐことが出来ます。
座っている場合は、体全体の消臭が必要になりますが、波動や体臭・体温・原色などを感知して近寄ってくるので、注意してください。
特に体臭に関しては、よく誤解があるのですが、高齢者よりも若者の方が強い体臭を出しています。
蚊に刺された後にやって来るあのかゆさを防ぐ方法はありますか?
少々熱さを我慢しる必要がありますが、ドライヤーを当てると緩和できます。
蚊専用の捕獲器はありますか?
はい。BGセンチネルという吸血蚊を捕獲する機器があります。当社では台数が少ないので、ご契約して頂いているお客様のみ対応させて頂いております。
ホテルの設備を担当している者です。年に2回ほど地下にある排水槽で蚊が大発生します。
どのように駆除すれば良いでしょうか?
まず薬剤の選定ですが、バクテリア環境にやさしいスミラブ発泡錠をおすすめします。
処理の仕方は、最初に水槽内の水を上げてください。そして1番満水になる容量に対しての規定薬剤を投薬してください。
成虫対策では、バポナ樹脂蒸散剤を吊るしてください。
過去にデング熱が流行しました。今後も同じようなことが起こる可能性はありますか?
はい。国内に生息するヒトスジシマカは世界的にもウイルスの媒介者として有名です。
特に関東の空港などでは、今後も要注意と思われます。
ネッタイシマカも潜入しているようですが、今のところ日本の気候では繁殖出来ないので助かっております。
また温暖化が進んだり、東京の地底に閉じ込めている地下水で発生するようなことがあると恐いです。