甲虫のあごと栄養関与の仕組み解明
本日は、兵庫県神戸市、京都府京田辺市、
滋賀県大津市、彦根市、守山市の遺品整理、
殺菌消臭、ネズミ駆除にお伺いしました。
今日は、昆虫研究室より情報提供です。
俳優の哀川翔さんも、
きっと注目されているだろうと思うクワガタのお話。
日本経済新聞より
甲虫のあごと栄養関与の仕組み解明
についてです。
東京大学の太田邦史教授らは、
クワガタの大あごのような甲虫が持つ
「武器」の大きさが、
幼虫のときの栄養状態によって
変わる仕組みを突き止められました。
環境によって遺伝子の働きが変わる
エピゲノム
と呼ぶ現象が起きました。
同じDNAを持つ幼虫でも
栄養状態が良いと大あごが大きくなり、
悪いと小さくなることは知られていたが、
仕組みは未解明でした。
体長5ミリほどで大きなあごを持つ甲虫の
オオツノコクヌストモドキを使い、
エピゲノムのスイッチ役となる
「ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)」
が大あごの大きさを決める遺伝子の働きを
制御していることが分かりました。
薬剤でHDACを制御すれば、
大あごが極端に大きいクワガタを育てられる
可能性があると言われています。
2016年12月19日 日本経済新聞より