高い所に蚊はいないは間違い
本日は、滋賀県八日市市、守山市、愛知郡愛荘町、
奈良市、京都市右京区、上京区の蚊の対策、
異物混入防止、ねずみ駆除、ムカデ駆除にお伺いしました。
『高い所に蚊はいない』
時々耳にする言葉でありますが、それは蚊の種類によります。
工場内の害虫不祥事案件で、
異物混入のトップクラスに入るこのユスリカは、
高所も関係なく生息します。
ちなみに、2枚目の写真は高さ100m以上です。
風の吹き溜まり箇所では、よく壁や窓ガラスに静止しています。
高所だからといって空調設備に防虫管理が施されていないと、
厨房内にユスリカやホシチョウバエなどが
振り撒かれることになります。
また蚊やハエ類の玄関というものは、
人間の思っている隙間以上の狭所から侵入します。
人間はよく昆虫の体長で侵入可能な隙間サイズを判断します。
皆さま冷静に考えてみて下さい
虫は直立して入ってはきません。
体は柔らかく、翅は折りたたみ、頭から突っ込み歩いて入ってきます。
ですから蚊やハエ類を腹這いにさせた時の高さを考えてみて下さい。
すると、数ミリで侵入可能だということが分かります。
皆さんが大嫌いな
あの大きなゴキブリでさえもわずか5ミリくらいで侵入できます。
さらに幼虫は、1ミリでも入ってきます。
ゲジゲジなんて、器用に脚を折りたたんで、
直径2ミリくらいの穴に入っていきます。
子どもに人気のあるカブトムシは体が大型で丸くて入れませんが、
害虫に限って体は扁平なものが多いので困りますね。