クマネズミの弱点と人間の弱点
本日は、滋賀県長浜市、守山市、蒲生郡日野町、
八日市市、東近江市、近江八幡市の
異物混入防止対策、外壁殺虫、ネズミ駆除にお伺いしました。
ネズミに対する恐怖で、
ノイローゼになっておられた奥さまが、無事に治られました。
本当に良かったです。
訪問して、２・３日で寝不足は解消。
さらに数週間で、物音も無くなりお喜びになられています。
しかし、まだ油断は禁物なので、引き続き訪問して参ります。
頭のいいものは、
３歳児くらいの脳を持つといわれる
クマネズミは、
危険察知力が半端なく優れています。
人間も普段歩いている道が工事中であれば迂回するのと同じで、
彼らもまた通り道に普段無いないものがあると
異物反応を起こします。
写真の場所は、畳２畳くらいのゴミスペースです。
工場につながる天井裏からクマネズミが降りてきてゴミを食べます。
工場へ逃げないために、
必ずやって来るこのゴミスペースで仕留める必要性があるため、
圧殺器と呼ばれる一撃必殺のワナが仕掛けました。
粘着トラップを敷き詰めると現れず、
このワナは全く見向きもせず避けて通る姿が
暗視カメラで映し出されたので、
このワナは避けて通るための
道具というものに頭を切り替えました。
テレビでも粘着トラップを避けて歩く姿などが放映されていますが、
捕るためだけの資材と考えないようにすれば良いのです。
固定観念に陥る人間の弱点です。
でも、そんな天才クマネズミにも弱点があります。
それはシッポです。
このシッポだけは自由に制御できず隠せません。
触れると圧殺器が作動するように仕掛けたり、
床に粘着ジェルをスプレーしたり、
シッポに触れさせるなどしてとにかく驚かせれば良いのです。
すると、やっぱり人間と同じです。
驚くと反射的に逃げます。
例えば歩行者天国の道路の端に粘着トラップが敷いてあると仮定します。
来るはずのない車が目の前に現れたら思わず、
反射的に端っこに避けるでしょう。
クマネズミも同じです。この写真は、それを利用した仕掛けです。
「恐いと穴に入って隠れる」
人間もクマネズミも同じです。
暗視カメラにはよくアップで顔が映ります。
近づいたら何かが飛び出すようなしくみにしても面白いかもしれませんね。
