ユスリカ王国の対策
本日は、滋賀県彦根市、野洲市、竜王町、長浜市、
能登川、大津市、愛知郡愛荘町の異物混入防止・ネズミ・害虫対策、
草津市の生前整理の現場調査にお伺いしました。
ホームページを一部リニューアルしました。
左サイドメニューにご注目ください。
① 害虫獣の実写フリー素材をご自由にダウンロードできます。
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さて今日は、ユスリカ王国の対策をお話したいと思います。
製造工場の敷地内にある廃水処理施設には、
ユスリカが大好きな食べ物である微細片な有機物がたくさん有ります。
彼らは卵から成虫まで約25~30日で、寿命は7日程度ですが、
産卵数はセスジユスリカで約500個、
アカムシユスリカで約2000個といわれており、
適温になると大発生するので、異物混入では有名な虫です。
写真のように成虫は、なぜか綺麗に整列しています。
そして工場などに向かって飛翔し、
シャッターや扉が開いた時や空調関係、
時には建物の亀裂や隙間、人や物に付着して侵入します。
そこで写真は、侵入防止のワンクッションとして、
処理槽の手すりにピレスロイド系殺虫剤を含浸させた
防虫ネットを取り付けしている様子です。
発生源で個体数を減少させる対策は、侵入数を減少させることに繋がります。
効果は、取り付け場所によって変化しますが、
3か月に1度の交換が目安と思います。
取り付け方法は、インシュロック(結束バンド)で
手すりに巻きつけるだけなので簡単ですが、
外観上格好よく仕上げようと思い、
インシュロックのヘタを切ってしまうと次に交換する際に、
インシュロック(結束バンド)を切らないといけないので、
処理槽へ落としてしまう危険防止のために、
残しておくことをおすすめします。
また、こういった理由でヘタを残していることを
お客様にも事前に説明しておくとさらに良いでしょう。
ちなみに、卵や幼虫は水底や汚泥の中で暮らしているので、
目視で確認するのは難しいですよ。
便利屋ケンちゃん