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アカムシの防衛本能に驚愕

2016-07-12

本日は、

滋賀県長浜市、東近江市、彦根市、野洲市、大津市、甲賀市、

京都市右京区、八幡市、福井県小浜市、美浜町に

ゴキブリ・ネズミ・異物混入防止対策にお伺いしました。

 

最近、ホームページからの問い合わせが多くなっており、

皆さまに本当に感謝している次第でございます。

(本日は、ネコノミ被害・孤独死後の特殊清掃・殺菌消臭)

これからも情報提供できるようにブログ頑張りますので、

引き続きよろしくお願いします。

 

さて、

私たちの生活空間に侵入している昆虫類で、

最も多いといえるユスリカは、

世界で10000種類以上、日本でも1000種類以上が発見されているそうです。

その中でも幼虫をアカムシと呼ぶものについては、

驚愕な防衛本能が働く場合があります。

 

この写真の排水溝周辺に

ユスリカが多く飛翔していたので、水底にある泥をすくい、

幼虫を探してみたところトンボの幼虫(ヤゴ)が発見されました。

このヤゴは、ユスリカの幼虫を捕食するので、

魚やミジンコなどと同様に天敵と呼ばれています。

普通は天敵の棲む水域では、生息できないと思いますし、

排水溝や集水桝を覗いても幼虫が見当たらないので、

発生していないと判断してしまうことも多いでしょう。

 

ところが、虫の防衛本能は凄いものです。

このアカムシユスリカは身を隠すため、

水底の泥やゴミを唾液で固めて筒状の巣を作るのです。

よく水底を見ると、たくさん発見されたので破ってみると、

小さな幼虫からもうすぐ蛹のステージに突入する大型の幼虫が現れました。

 

従ってユスリカの発生有無は、目視調査だけではいけません。

必ず写真のような巣も探し、泥をすくうなどしましょう。

排水溝周辺にトンボや鳥などが

飛翔していないかどうかの調査も必要です。

 

また排水溝やため池、防火水槽にヤゴや魚、ミジンコ、

水生カメムシと呼ばれるマツモムシなどが確認される際も要注意です。

また、水底や泥中でアカムシが発見される際は、天敵がいないという証になります。

 

最後にプロ業者の方々は、

お客様に対して目視調査だけでの解答は、くれぐれも気をつけて下さいね。

 

美鈴昆虫研究室 室長 加藤直樹

 

14アカムシの防衛本能に驚愕① 14アカムシの防衛本能に驚愕② 14アカムシの防衛本能に驚愕③ 14アカムシの防衛本能に驚愕④

 

 

便利屋ケンちゃん

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