お客様に事実を知らせる大切さ
【閲覧注意】
皆さんがよくお家で見かけるあの黒いゴキブリ。
クロゴキブリは1つの卵鞘から
約25頭生まれるといいます。
定点のモニタリングを行っている時、
このような捕獲が確認された場合は、
ほぼ近くに卵鞘が付着されていたことが分かりますので、
棲み家となる所に薬剤処理や隙間閉塞作業を行います。
ここで大切なのは、
この事実と対策をお客様に伝えるということです。
① 捕獲数が25頭以上であったため、まだ1齢幼虫が潜んでいること
② 周辺に棲み家があると判断し、重点的に薬剤処理を行ったこと
③ 液剤施工の場合、当箇所の水洗いなどの洗浄を行わないこと
④ 水洗い清掃実施時は、必ずドライ化を努めること
⑤ 1齢幼虫が捕獲されやすいライトトラップを床面に設置すること
などです。そして、追い出し施工を行った場合も同じです。
駆除に当たり、どのくらいのゴキブリが生息していたのかを
報告しなければいけません。
写真のようなワモンゴキブリの死骸は、
お客様が見ることを拒否される場合がありますので、確認が必要です。
このような状況を伝えることで、施工の意味も十分に伝わりますし、
お客様自身の防虫意識も高まります。
どのような施工に対しても見える化を心掛けるようにしましょう。