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コウモリ対策の工事手順

2016-01-06

こんばんは。

今日は、コウモリ対策 第3弾

 

コウモリ対策とは、どのようなことをするのかをお話したいと思います。

早速ですが、基本的なお問い合わせから工事の流れを説明します。

① 現場調査と見積もり

(建物面積、出入り箇所の確認と聞き込み(ヒアリング)、侵入可能箇所の確認、

閉塞作業に伴う部材とその費用、天井裏に入るルート確認と糞確認、足場の補強や必要性)

 

② 閉塞作業

コウモリが受胎する前の5月くらいに行います。

飛び立つ時間の確認を把握し、

出入りしていない隙間箇所を先に閉塞します。

数日後になりますが、最後に現在出入りしている隙間を、飛び立った後に閉塞します。

ちなみに、受胎したコウモリは、飛び立ちませんので、閉じ込める形になりますし、

子どもが産まれてからも、しばらくはお母さんも子どもも飛び立ちませんので、注意してください。

 

③ 糞清掃(②と並行して行う場合もあり)

天井裏に入り、掃除機で糞清掃を行います。

足場を入れて安全に歩行できるようにします。

 

④ 収束確認とヒアリング

コウモリの生息有無を聞き込みや暗視カメラなどで確認します。

 

⑤    天井裏の殺虫作業や殺菌作業

コウモリのエサとなる昆虫類、糞から発生する昆虫類を駆除します。

また、殺菌消毒を行う場合もあります。

 

⑥    工事終了

 

コウモリは皆さんご存じの通り、

鳥獣保護法で守られているため駆除ができません。

従ってコウモリが飛び立つ箇所を確認し、手際よく閉塞する作業が最初になります。

そして、大切なのは、

① コウモリを閉じ込めてしまわないこと

② 天井裏の通気性を考慮して、隙間埋めを行うこと

です。

写真の場合は、換気口が設けてありましたので、

瓦下の開口部は全てウレタンスポンジで閉塞しました。

 

尚、工事終了後においてよくある問い合わせは、

「まだ壁に糞がたくさん付く」

ということです。

前回にもお話しましたが、自分の住まいに関してかなりの執着心があります。

天井裏に入れなくなった分、樋下などに静止し、

以前より糞が多くなることがあります。

 

あくまでもプロ業者は、天井裏や壁の中の生息を無くすことを目的とした工事を行います。

コウモリは、

・瓦の下や樋(とい)の隙間

・庇(ひさし)の窪み

・水切りの中

・雨戸の戸袋

・配管上などにも潜伏します

 

『この場所に糞を落とされるのが嫌だ』

 

という場合は、

工事の見積もり前に業者さんに一言声をかけておきましょう。

そうすることで、後で追加費用がかかるなどの問題も無くなることでしょう。

またコウモリ防除は、簡単な隙間埋め工事ではありません。

コウモリの生態知識を持ち、防除経験がある者にしか出来ない防獣工事と呼ばれる特殊なものです。

 

『以前、雨樋を直してもらった際に、

隙間を埋めてもらったはずなのですが・・・』

 

というこお客様も多くあります。

ところが、実際開いていることがほとんどです。

 

また、百戦錬磨のプロ業者でも

コウモリは受付していないという場合もたくさん存在しますので、

コウモリ防除専門業者に依頼されることをおすすめします。

コウモリのプロフ ⇒  こちらをクリック

 

03コウモリ対策工事手順① 03コウモリ対策工事手順② 03コウモリ対策工事手順③ 03コウモリ対策工事手順④ 03コウモリ対策工事手順⑤

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